「アニメを作る作品がアニメ化って燃える」 アニメ制作を題材としたマンガ『映像研には手を出すな!』アニメ化決定

アニメ

公開日:2019/5/12


 大童澄瞳の漫画『映像研には手を出すな!』がアニメ化されることが明らかに。キャラクターたちが動き出すティザーPVも公開され、「アニメを作る作品がアニメ化って燃える」「やらないわけないと思ってたよ!」と歓喜の声が相次いでいる。

『月刊! スピリッツ』で連載中の同作は、女子高生3人組がアニメ制作に青春をかける物語。“アニメは設定が命”な浅草みどりと金儲けが大好きな金森さやかは、カリスマ読者モデルでありながらアニメーター志望の美少女・水崎ツバメと共にアニメ制作を始めることに。映像研究会を立ち上げた3人は、高校全体を巻き込みながら自分たちの考える“最強の世界”を追求していく―。

 作中ではみどりやツバメが考える架空の乗り物やロボットが登場し、「次々とアイデアが湧き出てくる熱量にワクワクする」「読めば読むほど創作意欲が刺激された」「JK3人なのに少年心が満載なところがイイね!」と読者に大好評。「ブロスコミックアワード2017」大賞、「マンガ大賞2018」ノミネート、「THE BEST MANGA 2018 このマンガを読め!」第7位ランクインなど、数多くのマンガ賞でもその名を知らしめている。

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 アニメ版の監督とシリーズ構成を担当するのは、「DEVILMAN crybaby」「きみと、波にのれたら」などの湯浅政明。キャラクターデザインは「おそ松さん」の浅野直之が手がけ、アニメーション制作は「サイエンスSARU」が務める。アニメファンの中には湯浅に絶大な信頼を寄せている人も多く、「映像研をこのスタッフ陣でアニメ化って理想的すぎる」「アニメーションの面白さを全力で伝えてくれそう」「湯浅監督とサイエンスSARUはこの作品と絶対相性抜群!」とかなりの期待が寄せられているようだ。

 ティザーPVは原作のコマをそのまま映し出したようなシーンから始まり、「私の考えた、最強の世界」という吹き出しをきっかけに滑らかなアニメーションへ変わっていく演出。この世界観が本編ではどんな作品になるのか、楽しみに待っていよう。

■アニメ「映像研には手を出すな!」
原作:大童澄瞳
監督・シリーズ構成:湯浅政明
アニメーション制作:サイエンスSARU
公式サイト:http://eizouken-anime.com/

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『映像研には手を出すな!』4巻(大童澄瞳/小学館)