『ビブリア古書堂の事件手帖』第1巻の売上げが100万部を突破

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/26


 2012年11月5日付のオリコン“本”ランキングの文庫部門において、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』が週間4000部を売り上げ、累計売上が100.3万部となった。

文庫で100万部を突破したのは百田尚樹『永遠の0』に続いて14作品目となる。さらに同シリーズの第2弾と第3弾も好調に売上げを伸ばしている。第2弾『ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常~』が70.8万部、第3弾『ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~』は57.5万部で、シリーズ合計累積販売部数は228.5万部を記録している。

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同作は、古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、主人公・篠川栞子が、奇妙な客が持ち込む古書の謎や秘密を解き明かしていくビブリオミステリーシリーズ。「2012年本屋大賞」には、文庫作品初のノミネート作品に選ばれた。

⇒『ビブリア古書堂の事件手帖』特設サイト(アスキー・メディアワークス)
■『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』 三上延 メディアワークス文庫620円(税込)