なぜあの人の机はいつもキレイで、しかも書類がすぐでてくるのか?
更新日:2013/2/14
トヨタの片づけ
ハード : Windows/Mac/iPhone/iPad/Android/Reader | 発売元 : KADOKAWA |
ジャンル:ビジネス・社会・経済 | 購入元:紀伊國屋書店Kinoppy |
著者名:OJTソリューションズ | 価格:1,028円 |
※最新の価格はストアでご確認ください。 |
「必要な書類を探すのに10秒以上かかる」
「1週間以上使っていない文房具がある」
「引き出しのいちばん奥にあるモノが何かを即答できない」
「デスクの上にありながら、1カ月以上触れていない書類がある」
これらのうち、ひとつでも当てはまる人は、仕事のムダが発生しているとのこと。正直に言うと、私はすべて当てはまります。逆にすべてできている人はいるのかと思ってしまいます。そして、あてはまった人は今すぐ「片づけ」をする必要があるとのこと!
ムダを発見して取り除くこと=利益と考えて、ムダは宝の山だとのことです。本書では、このムダを全部で4つ指摘しています。「スペースのムダ」「時間のムダ」「間違えるムダ」「とりに行くムダ」です。
もともと、トヨタには「何事も5Sから」という考え方があります。それは「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」だそうです。例えば、必要は書類は10秒以内に取り出すことが暗黙のルール。上司からあの書類を見せてほしいと言われてからあたふたと探しているようではダメとのことです。そして、デスクの上には必要な書類以外は置かない、置きっぱなしの書類のほとんどは捨てても問題ないとのことです。モノを持つことはコストにつながるという意識からです。いつかは使うだろうというのは諸悪の根源とのこと、期限がすぎたら捨てることが基本です。そんなことできるのかと思うのですが、この本を読むとやればできる感じがするんですよね。
このように『トヨタの口ぐせ』でも有名なOJTソリューションがトヨタ流の片づけの思想や方法を指南しています。この本を読んで、少しでも実行できたらと猛省しきりです。
デスク周りは書類の山が基本の人が多いはず…
片づけができる人はこうです
片づけ=効率アップ=コスト削減という論理!
一見キレイになったということと片づけは違うとのこと…