発明少女が作った謎の「箱」。中にはギャグが詰まってます!?

公開日:2011/12/10

ひらめきはつめちゃん (1)

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : マッグガーデン
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:大沖 価格:400円

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あまりにも面倒の多い現実世界や、あまりにもモテモテすぎるギャルゲ世界に疲れた時。ふと手に取ってしまうのが、軽めでゆるめの4コママンガ。例えばこの『ひらめきはつめちゃん』なんか、そんな時にはぴったりの作品だ。

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主人公の平目木はつめちゃんは7歳の小学生。発明家のお父さん、会社員のお母さんと一緒に暮らしている。日ごろからお父さんの真似をして機械で遊んでいたはつめちゃんは、ある日の図工の時間に「箱」と「ネジ」を発明してしまう。実はこの箱、一見ただのシンプルな箱だが、てっぺんの穴に目的に応じたネジを入れると、どんなことでもできてしまうというすごい代物だったのだ!

とはいえ、製作者のはつめちゃんは天才少女というわけでもなく、どちらかといえば斜め上なボケを連発する天然気味の女の子。そして彼女が作った箱の方も、毎回役に立ちそうで立たない…というか、明らかにダメっぽい動作をかましてくれたりして、お父さんや周囲の人を混乱させる。

この作品はそんなひらめちゃんと箱と、そして周囲の人たちの日常をシンプルかつほんわかした絵柄で綴る物語…なのだが、ギャグの方は結構シュールというか読み手の意表をついてくる感じで、かなりの腹筋破壊力を秘めている。そのあたりはまあ、文章で説明するのはほぼ不可能に近いので興味のある方は是非一読してみてほしい。のんびり癒されつつ大笑いできて、日頃の疲れもどこかに飛んで行ってしまうはずだから。

この女の子がはつめちゃん。そして、彼女の頭に乗っているのが発明品の「箱」だ(見ればわかるか)

ひらめちゃんは「なんかてきとうに」この箱を作ってしまったらしい

箱にネジを差し込むことでいろいろな機能を果たすようになるのだが…なんだか果たす方向がズレている

生えてどーすんねん! とか言っちゃダメ。だってそういう機能なんだからしょうがない

ケイちゃんとたっくんは、はつめちゃんの友達。ちなみにこれは、たっくん初登場のシーン (C)大沖/マッグガーデン