他国に侵略され、滅亡した国・弓可留(ゆっかる)の若き歴史学者・慈空(じくう)。王太子から託された国の宝「弓の心臓」を守り抜こうとする彼の前に、それを狙う二人組…
文芸・カルチャー
2022/1/8
『ミス・サンシャイン』(吉田修一/文藝春秋) 人と人の魂が触れ合う瞬間。それは時間軸を超えて、永遠に心に宿り続けるものだ。80代の元女優と、20代の大学院生の交流を…
文芸・カルチャー
2022/1/7
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹さんの初小説『むき出し』が発売されて数週間後のインタビュー。兼近さんは「発売直後より、感想が届き始めた今のほうが興奮しています!」と…
小説・エッセイ
2022/1/6
『北条氏の時代』(本郷和人/文藝春秋) 2022年に放送される61作目のNHK大河ドラマは、平安時代末期から鎌倉時代を舞台とした『鎌倉殿の13人』だ。大河ドラマは戦国~江戸…
社会
2022/1/4
『矢印』(松尾スズキ/文藝春秋) 松尾スズキ氏は、阿部サダヲ氏、宮藤官九郎氏、星野源氏らが所属している劇団・「大人計画」の主宰。根本宗子氏や三浦大輔氏など、松尾…
文芸・カルチャー
2021/12/29
EXILEと三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目)のメンバーであり、三代目ではリーダーを務める小林直己さん。パフォーマーとしてまた俳優として、自らの体を使って表現し…
文芸・カルチャー
2021/12/18
駐イタリア特命全権公使の父をもち、ローマで生まれたから、イタリアの子という意味で「伊都子(いつこ)」。明仁上皇(あきひとじょうこう)の大叔父である、旧皇族・梨…
文芸・カルチャー
2021/12/10
『剣樹抄不動智の章』(冲方丁/文藝春秋) 「水戸黄門」の名で知られる天下の副将軍・徳川光圀。彼の姿を想像しようとすると、どうしたって、全国各地を巡り歩いてはひた…
文芸・カルチャー
2021/12/4
『長生きしたい人は歯周病を治しなさい』(天野敦雄/文藝春秋) コロナ禍になって定着したマスク生活。毎日マスクをする中で、自分の口臭が気になり始めたという人は少な…
健康・美容
2021/11/29
『笑うマトリョーシカ』(早見和真/文藝春秋) 何年経っても、結末に辿り着いた時の衝撃が忘れられない小説は誰にでもあるだろう。筆者にとって、早見和真氏が世に送り出…
文芸・カルチャー
2021/11/27
『新しい星』(彩瀬まる/文藝春秋) 大人になればなるほど、大切な人との別れが増え、このまま歳を重ねていくことが無性に怖くてたまらなくなる。生きることは失うことな…
文芸・カルチャー
2021/11/20
『ばにらさま』(山本文緒/文藝春秋) 2021年10月13日、作家の山本文緒さんが亡くなった。それは、ちょうど9月に発売された短編集『ばにらさま』(文藝春秋)のレビュー初…
文芸・カルチャー
2021/11/18
『ポップス歌手の耐えられない軽さ』(桑田佳祐/文藝春秋) 何かを表現するアーティストの紡ぐ言葉というのは面白い。音楽やアートなど五感に訴えてくる彼らの表現の裏に…
エンタメ
2021/11/18
『カルト村で生まれました。』(高田かや/文藝春秋) 食事抜きに厳しい体罰、親子が引き離される生活スタイル、徹底した情報統制など、およそ現代日本とは思えないような…
マンガ
2021/11/5
『遺言 野村克也が最期の1年に語ったこと』(飯田絵美/文藝春秋) 2019年。僕(筆者)は神宮球場で野村克也氏がバッターボックスに立つ姿を見ていた。この日、東京ヤクル…
文芸・カルチャー
2021/11/5
『わからないまま考える』(山内志朗/文藝春秋) 出来事、それも、未曾有の出来事が目の前で起きていて「どうしていいかわからない」と呆然と立ち尽くす。2000年代はじめ…
暮らし
2021/11/4
『花束は毒』(織守きょうや/文藝春秋) 世の中には知らない方が幸せでいられる事実がたくさん転がっている。知らぬが仏。聞かぬが花。たとえば、大切な人の過去がその一…
文芸・カルチャー
2021/11/2
ニーズに応えた詰め合わせセット 2020年10月、大正12年創業の歴史ある出版社・文藝春秋が食の通販サイト「文春マルシェ」をスタートした。すぐに数多くのユーザーを獲得し…
暮らし
2021/11/2
『勉強する子になる100の習慣』(佐藤亮子/文藝春秋) コロナで学校が休みになった昨年、いきなり子どもの「自宅学習」をサポートせねばならずに慌てたご家庭が多かったと…
暮らし
2021/10/29
『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』(佐々木紀彦/文藝春秋) 起業という選択を、自分のキャリアの中にどれだけ現実的なものとして考えているだろうか。筆者(20代会…
ビジネス
2021/10/26
テレビを通して、馴染みに思う人も多い「徳さん」こと徳光和夫さん。長年にわたってフリーアナウンサーとして活躍しているが、御年80という。この度、『徳光流生き当たり…
暮らし
2021/10/23
『邪教の子』(澤村伊智/文藝春秋) 悲惨な境遇に置かれている「囚われの姫」を助け出す物語は、いつの時代も人気だ。だが、『邪教の子』(澤村伊智/文藝春秋)は救出劇の…
文芸・カルチャー
2021/10/23
樹木希林さんが亡くなって3年。このほど、希林さんの大の仲良しだった女優の浅田美代子さんが、希林さんとの思い出と自らの人生を綴ったエッセイ『ひとりじめ』(文藝春秋…
文芸・カルチャー
2021/10/19
『イチロー実録 2001-2019』(小西慶三/文藝春秋) 日米の野球界で伝説的な記録を残したイチロー。現役引退後もシアトル・マリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクタ…
スポーツ・科学
2021/10/17
『ミカエルの鼓動』(柚月裕子/文藝春秋) 『検事の本懐』『孤狼の血』『慈雨』『盤上の向日葵』など、話題作を次々と発表する人気作家・柚月裕子の最新作『ミカエルの鼓…
文芸・カルチャー
2021/10/15
『ファッション!!』(はるな檸檬/文藝春秋) 誠実に真面目に謙虚に…。そこに情熱をプラスして、真摯に努力を続ければ「いつかは必ず報われる」と信じていたのは一体何歳ま…
マンガ
2021/10/13
『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋) 血のつながり以上の絆と、注がれ続ける深い愛情。累計90万部突破の瀬尾まいこさんの本屋大賞受賞作『そして、バト…
文芸・カルチャー
2021/10/6
『ある男』(平野啓一郎/文藝春秋) 自分の夫だったはずの男が、もしも夫になりすましたまったくの別人だったら……。平野啓一郎氏の『ある男』(文藝春秋)は、この「もし…
文芸・カルチャー
2021/9/28
『娘の遺体は凍っていた旭川女子中学生イジメ凍死事件』(文春オンライン特集班/文藝春秋) 今年3月下旬、旭川市の公園でひとりの少女が凍った姿で発見された。その少女と…
暮らし
2021/9/27
『魂を撮ろうユージン・スミスとアイリーンの水俣』(石井妙子/文藝春秋) 9月23日から映画『MINAMATA ―ミナマタ―』が公開される。ジョニー・デップが伝説の報道写真家ユ…
文芸・カルチャー
2021/9/23