難病「好酸球性胃腸炎」の発症をきっかけに、YouTubeで作品を配信し始めた漫画家の寺田浩晃さん。教室で浮いてしまったり、家族からの愛情を受けられなかったりと、さまざ…
マンガ
2023/4/19
『それでも旅に出るカフェ』(近藤史恵/双葉社) 遠くに出かけられないコロナ禍という時間に、翼をもがれたような不自由さを感じていた。旅もできない。外食もできない。…
文芸・カルチャー
2023/4/19
『27000冊ガーデン』(大崎梢/双葉社) 元書店員の経験を生かして書いた書店ミステリ『配達あかずきん』で作家デビューした大崎梢さん。同作から連なる「成風堂書店事件メ…
文芸・カルチャー
2023/4/19
『まずはこれ食べて』(原田ひ香/双葉文庫) 疲れている時、心が荒んでいる時、温かいご飯をお腹に入れると、それだけでホッとする。しかし、そういう時ほど忙しさにかま…
文芸・カルチャー
2023/4/14
文庫だけで300万部を突破し、海外でも高く評価されている湊かなえさんのデビュー作『告白』。『呪術廻戦』著者・芥見下々さんの描き下ろしイラストによる限定幅広帯バージ…
文芸・カルチャー
2023/4/1
『百人組頭仁義』(井原忠政/双葉社) 「ああッ、ここ、鉄笠が凹んどるがね」「これで厄落としだら、今日はきっとええことがあるがや」。歴史小説は大の苦手という人でも…
文芸・カルチャー
2023/3/31
『上海灯蛾』(上田早夕里/双葉社) 「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言われるが、このあいだお正月だったと思ったら、もう3月。月日の早さに心がザワついてしまうとき…
文芸・カルチャー
2023/3/28
『切願 自選ミステリー短編集』(長岡弘樹/双葉文庫) どっしりとした重厚な長編ミステリーもいいが、技巧の光る短編ミステリーで「そうきたか!」の驚きを味わいたい。そ…
文芸・カルチャー
2023/3/23
『グランマの憂鬱』(高口里純/双葉社) 最近、古来の文献に「最近の若い者はこうだからいけない」という内容が書いてあると知った。いつの世も年を重ねた人は若者との隔…
マンガ
2023/3/16
白い仮面と黒い全身タイツ姿でYouTuberとしても活動し、ホラーな作風を得意とするウェブライター・雨穴さん。昨年、原案をつとめたTVドラマシリーズ「何かおかしい」も話…
エンタメ
2023/3/15
『キングメーカー』(本城雅人/双葉社) 長年にわたり永田町を裏で操り、総裁選の動向すらも手中におさめていた記者がいた――という、昭和のフィクサーをめぐる政界とメデ…
文芸・カルチャー
2023/3/15
『こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。』(標野凪/双葉社) 駅から続く坂を上りきり、路地に入った先にある「おひとりさま専用カフェ喫茶ドードー」。その看板に書かれたメ…
文芸・カルチャー
2023/3/14
『JOUR』2023年4月号(双葉社) 女性向け漫画雑誌『JOUR(ジュール)』の人気連載作品が実写化される。1つは『花のあすか組!』の作者・高口里純が贈る全く新しいヒーロー…
マンガ
2023/3/10
『天国からの宅配便あの人からの贈り物』(柊 サナカ/双葉社) 命の灯火が消えかけたそのときに、人が思い出すのは身近な家族や友達ばかりではない。遠い過去に別れてしま…
文芸・カルチャー
2023/3/2
『川のほとりに立つ者は』(寺地はるな/双葉社) 生まれつき備わっているものは、人によって違う。だが、その前提を私たちは忘れがちだ。自分にとっては造作もないことが…
文芸・カルチャー
2023/3/1
『ひそかに胸にやどる悔いあり』(上原隆/双葉文庫) 高校生活の終わりごろ、祖父が『平家物語』の文庫本をくれた。古いそれは、長く祖父の本棚に並んでいたのだろう。う…
文芸・カルチャー
2023/2/28
『ウクライナとともに涙と笑顔、怒りと感謝の365』(坂本龍太朗/双葉社) 2022年2月24日、ロシアはウクライナへ全面的な軍事侵攻を開始。戦争は長期化し、これまでに数多…
社会
2023/2/24
『恋と地獄』(今井大輔/COMIC ROOM/双葉社) 言葉は時代と共に移り行く。 昭和の高度成長期、日本にフランスブームが訪れていたころ、カップルは当時の若者のあいだで「…
マンガ
2023/2/22
『猫の目を借りたい』(槇あおい/双葉文庫) 「ごめんなさい」も、「ありがとう」も、今この瞬間に伝えればいいものを、私たちはつい先延ばしにしてしまう。明日が必ずく…
文芸・カルチャー
2023/2/22
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第5回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/19
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第4回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/18
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第3回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/17
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第2回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/16
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第1回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/15
『鬼の話を聞かせてください』(木江恭/双葉社) あなたの体験した「鬼」の話を百字以内で聞かせてください、と言われたらいったいどんな記憶がよみがえるだろう。日本の…
文芸・カルチャー
2023/2/14
『ヤラセと情熱水曜スペシャル「川口浩探検隊」の真実』(プチ鹿島/双葉社) 1976年から1986年までテレビ朝日で放映された『水曜スペシャル』。その中でも型破りな発想と…
エンタメ
2023/2/14
歴史上の人物が等身大となり、活き活きとその生き様を見せてくれる、そして歴史という名の現代につながる無数の糸の在りかを示し、読者を唸らせ続ける門井慶喜さん。数多…
文芸・カルチャー
2023/2/8
『間借り鮨まさよ』(原宏一/双葉社) 『ヤッさん』『佳代のキッチン』など、食をモチーフにした人情エンターテイメント小説を数多く発表してきた原宏一氏。その最新刊『…
文芸・カルチャー
2023/1/25
『神様の定食屋(3)うつろう季節』(中村颯希/双葉社) 疲れてしんどかったり、ちょっと落ち込んでいたりしたときに「おいしいごはん」が身体に も心にも沁みて、救われた…
文芸・カルチャー
2023/1/20
『ボス/ベイカー』(上田未来/双葉社) もしもあのとき別の道を選んでいたら、と夢想した経験が、誰もが一度はあるだろう。自発的な選択でなくとも、あのとき受験に落ち…
文芸・カルチャー
2023/1/19