「おもしろくて、ためになる」講談社の本
-
レビュー
「ヒトコワ」とは一線を画す恐怖。青森県のP集落を舞台に、ミステリー要素も楽しめる因習ホラー【書評】
『或る集落の●』（矢樹純/講談社）は、特定の土地にまつわる奇怪な体験談を集めたホラー短編集である。 伯父の家に引き取られ、青森県のP集落で暮らしていた姉。彼女…
文芸・カルチャー
2025/8/23
-
インタビュー・対談
はやみねかおる「RDは赤い夢の世界で神様のような存在になる」イベントで語った、作品の今後とプライベート【イベントレポート】
はやみねかおるの作家デビュー36周年と、公式ファンクラブ「赤い夢学園」開校１周年を記念して、8月11日まで東京・池袋の「Mixalive TOKYO 4F Theater Mixa」で開催して…
文芸・カルチャー
PR 2025/8/23
-
レビュー
夏休みの帰省や旅行の有無から浮かぶ「格差」とは――移動が「できる人」「できない人」の間にある分断・不平等の実態【書評】
今年の夏休みももうすぐ終わりが見えてきた。旅行や帰省等で「移動」をした人も多そうだが、「行きたい場所に自由に行けた人」は、果たしてどれくらいいたのだろうか？ …
社会
2025/8/22
-
レビュー
これは実話か虚構か？ 全国の書店で起きた恐怖体験を、著者目線で描くホラー小説【書評】
面白すぎた。そして、怖すぎた。――特に本好きには後を引くホラーだ。 『書店怪談』（岡崎隼人/講談社）は、端的に言ってしまえば書店にまつわるホラー小説……なのだが、…
文芸・カルチャー
2025/8/21
-
連載
報酬のダイヤは偽物…「ステッキガール」の初仕事を依頼した金持ちの正体は？／東京ステッキガール⑧
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第8回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/12
-
連載
「ステッキガール」として銀座を案内中、客が突然逃走！ 報酬のダイヤも投げ捨てられ…／東京ステッキガール⑦
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第7回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/11
-
連載
報酬は高価なダイヤ!? モダンな姿で銀座を案内する「ステッキガール」の初仕事／東京ステッキガール⑥
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第6回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/10
-
連載
銀座をエスコートする「ステッキガール」として初出勤！ しかしどうやって客を見つければいい？／東京ステッキガール⑤
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第5回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/9
-
連載
女中を辞めてモダンに大変身！ 目指すは昭和初期の最尖端、銀座案内人「ステッキガール」／東京ステッキガール④
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第4回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/8
-
連載
お嬢様の幸せな結婚を守りたい。婚家で妾にされそうになった女中が昭和初期のタブーを犯す／東京ステッキガール③
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第3回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/7
-
連載
お嬢様の婚約に女中は大喜び。婚家でも仕えるつもりが、衝撃の話を聞いてしまう／東京ステッキガール②
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第2回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/6
-
レビュー
命短し尖れよ乙女。しがない女中が最尖端モダンガールになって働く『東京ステッキガール』 【書評】
“モダンガール”はおしゃれで異端で最先端。当時、婦女子のなかでも尖った存在だった。尖った先端は、時代の膜に突き刺さり、小さくも因習に風穴を開ける。 『東京ステ…
マンガ
2025/8/5
-
連載
昭和初期、銀座で噂の「ステッキガール」とは？ 望み通り客をエスコートする謎多き職業婦人／東京ステッキガール①
『東京ステッキガール』（伊田チヨ子/講談社）第1回【全8回】 関東大震災から見事な復興を遂げた昭和初期の銀座。名家のお嬢様のおもりとして働く女中のみちは、ある日…
マンガ
2025/8/5
-
レビュー
「小学生が麻薬を摂取していた」から始まる、カリスマ俳優と刑事の捜査劇。最新ツールも加わった、行き先不明のミステリー【書評】
絶対に敵に回したくない相手がいる。頭脳明晰で、推理力抜群。どんな人にも化けられる演技力、そのうえ、どんな人の心も虜にしてしまう人心掌握力もある。もし、そんな…
文芸・カルチャー
PR 2025/8/4
-
ニュース
“はやみねワールド”を体感せよ！ 「怪盗クイーン」「都会のトム＆ソーヤ」作者・はやみねかおる初となる展示イベント開催
1989年に作家デビューし、ミステリ作品を中心に数々の人気作を世に送り出してきた児童文学作家・はやみねかおる。作家デビュー36周年と公式ファンクラブ「赤い夢学園」開…
文芸・カルチャー
PR 2025/8/1
-
レビュー
人間の数が減り、絶滅の危機に…芥川賞作家の描く“人間の行く末”が絶望的でも愛おしい【書評】
どんな生き物も、いつかは滅びる。それは人類だって同じはずだ。いつの日か人類の数が劇的に減少し、人類が万物の霊長たる地位を失った時、私たちは絶滅の危機にどう抗…
文芸・カルチャー
2025/7/27
-
レビュー
最強エージェント、無職の叔父さんになる。引退を懸けて少女と過ごす1年を描く『エージェント木星』【書評】
ちょっと人間味の薄い主人公が、天真爛漫な子どもとの共同生活を経て、だんだんと感情を取り戻していく……というのが、疑似家族ものの定番なのだが、本作の主人公はニコ…
マンガ
PR 2025/7/24
-
レビュー
清野とおるが描く「妻・壇蜜」は「一人赤羽」。2人の結婚秘話や壇蜜宅の奇妙な超常現象など、清野が見ている“壇蜜”とは【書評】
夫婦の姿を描いたコミックエッセイは数あれど、本作にあるのは、決して甘く綴られた私的な記録でも、心温まるドキュメントでもない。「東京都北区赤羽」シリーズでお馴…
マンガ
PR 2025/7/23
-
連載
「反逆の神」の鱗をも切り落とす剣を持つ男。街と友を守るため、少年は共闘を持ちかけるが…／イエローフレイム⑨
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第9回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/15
-
連載
「反逆の神」の前に立ち、宣戦布告する少年。その矢先、大きな剣を持つ謎の男が現れる！／イエローフレイム⑧
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第8回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/14
-
連載
「反逆の神」の前に現れた異形の老人。数百年の間、苦役を受けながら生きてきた彼の正体とは？／イエローフレイム⑦
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第7回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/13
-
連載
大きな地震とともに、空にひび割れが起こる！ 突如現れた「反逆の神」の目的とは？／イエローフレイム⑥
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第6回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/12
-
連載
自身に宿った「神の力」をなかなか使いこなせない少年。追手との戦いの中で見えたもの／イエローフレイム⑤
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第5回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/11
-
連載
脱走が見つかり追手が剣を振りかぶった瞬間、少年の拳に稲妻のような光が宿り!?／イエローフレイム④
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第4回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/10
-
連載
家族を殺された遊牧民の子どもを連れて脱走を試みる少年。鉄の枷を外し、ついに自由に？／イエローフレイム③
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第3回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/9
-
連載
夕飯を賭けてケンカをする威勢のいい少年の前に、鼻を削がれた異形の老人が現れて…／イエローフレイム②
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第2回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/8
-
連載
生贄を捧げる神への忠誠を捨て千余年。始皇帝が治める秦では、民衆の多くが奴隷となっていた／イエローフレイム①
『イエローフレイム』（清水茜/講談社）第1回【全9回】 紀元前2世紀、秦の始皇帝が天下統一を果たしてから一年。雷鳴が響きわたる夜、奴隷の少年・レイは、家族を殺さ…
マンガ
2025/7/7
-
レビュー
『はたらく細胞』作者最新作は、古代中国異能力アクション！神と人が対立する世界で、奴隷の子が能力を駆使し成長する正統派バトル漫画【書評】
今、SNS上で話題を呼んでいる作品がある。講談社の『good!アフタヌーン』2025年2月号（1月7日発売）から短期集中連載がスタートした、清水茜氏の最新作「イエローフレイ…
マンガ
2025/7/7
-
レビュー
累計700万部突破の名作『ピアノの森』から生まれた新たな物語。天才がピアノを捨ててまで挑む夢、そして立ち塞がる現実『もうひとつのピアノの森 整う音』【書評】
森に捨てられたピアノと運命的な出会いを果たし、世界の舞台へと羽ばたいたピアニスト・一ノ瀬海（イチノセ・カイ）の物語を描き、アニメ化もされた大ヒット作『ピアノ…
マンガ
PR 2025/6/28
-
レビュー
“今から十年くらいあとの話”なのに懐かしい。芥川賞作家・柴崎友香が描く、少し異質な探偵のお話【書評】
この一冊『帰れない探偵』（講談社）に収められた7つの章はきまって“今から十年くらいあとの話”という言葉から始まる。舞台が近未来であることは間違いない。なのに世界…
文芸・カルチャー
PR 2025/6/28