紀伊國屋書店新宿店85年の歴史が一冊に! フェアも開催

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/25

 1927年以来、同業者も憧れる意思ある店として新宿から独自の文化を発信してきた紀伊國屋書店新宿本店。このほど同店のさまざまなエピソードを紹介した新書『新宿で85年、本を売るということ』永江朗/メディアファクトリー)が刊行された。同店ではそれを記念して「メディアファクトリー新書フェア in 紀伊國屋書店新宿本店」が開催する予定。

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 著者は、数多くの書店を取材してきたというライター・永江朗さん。 なぜ1階には他のテナントが入っていたのか? なぜ演劇ができる本格的なホールがあるのか? など、同店にまつわる疑問をさまざまなエピソードともに紹介しているほか、創業当時から今に至る新宿の歴史も垣間見ることができる一冊となっている。

 新宿本店のフェアには、同書と同時刊行される新書『うんちく居酒屋』(室井まさね/メディアファクトリー)の刊行を記念する意味も。フェアでは、メディアファクトリー新書が刊行された2010年からの全73タイトルを揃え、タイトルごとに異なったウンチクを『うんちく居酒屋』の主人公が叫ぶ、フェアオリジナルの帯をつけて販売する。

●フェア概要
メディアファクトリー新書フェア in 紀伊國屋書店新宿本店
「知っているか!?」ウンチク祭
日程:2013年2月27日(水)~3月末
会場:東京・新宿 紀伊國屋書店新宿本店

⇒紀伊國屋書店新宿本店公式サイト
■『新宿で85年、本を売るということ』 永江朗 メディアファクトリー 777円(税込)
■『うんちく居酒屋』 室井まさね メディアファクトリー 777円(税込)