マヨラーは甘えん坊!? 怖いほど当たると話題の「ディグラム性格診断」とは

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更新日:2014/1/29

 「自分のことは自分が一番知っている」。これは一般的によく言われる言葉だが、果たして自分の性格を熟知している人はどれくらいいるだろう。意外と、友人や同僚から「優柔不断だよね」「じつはネガティブでしょ?」などと指摘されたときに、自分では気付かなかった性格にはっとすることのほうが多いのではないだろうか。

 客観的に自分の性格を知ることができたらいいのに……。そんなふうに考えている人にオススメなのが、いま話題の「ディグラム性格診断」だ。これは、性格分析テストのための心理テスト「エゴグラム」をベースに、マーケティングリサーチのプロが10万人以上に調査したデータをのせたという、最新の性格診断。20問の質問に答えた上で自分の性格の波形を割り出し、27タイプの診断に分かれるというものなのだが、これが「性格を言い当てられたようにピッタリ!」と評判に。10月に発売された『ディグラム性格診断~本当の自分と相性をズバリ解明!』(木原誠太郎、ディグラム・ラボ/ポプラ社)もヒット中なのだ。

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 このディグラム性格診断の大きな特徴は、割り出された自分の波形が一生変わらないものではない、という点。星占いや四柱推命では結果は変えられないが、この性格診断は「納得がいかない」「この性格を変えたい」と思えば、自分の努力で変えることができる。いわば、自分を客観視するためのひとつの方法になるのだ。

 また、基本となっている心理テストの「エゴグラム」は、“人間の性格を構成する要素”を
 「CP(父のような厳しさ)」
 「NP(母のような優しさ)」
 「A(合理的な大人)」
 「FC(元気な子供)」
 「AC(親の言うことを聞く子供)」
の5つに分類しているのだが、ディグラム性格診断はこれに“現代に生きる人たちの気分”が加わるのがポイント。

たとえば、日本人の平均的波形だという「N型Ⅰ」(NP、ACが同程度に高く、次いでFCが高い。CP、Aが相対的に低い波形)の場合、“自分に自信がなく、主体性がない”性格と診断されるが、実際、この波形の人の調査では「自分の見た目に自信がない」「自分の体臭が気になる」と答えた人が全国平均を上回っているそう。

 さらに、すべての指標が高得点の「ライン型Ⅰ」の場合は、“どこにいても一目置かれるが、失敗に弱く甘えん坊”という診断で、調査では「ウインナーにはマヨネーズをつけて食べる」と答えた人が全国平均を大きく上回っている。「マヨネーズで何がわかるの?」と思ってしまうが、なんとマヨラーには甘えん坊が多いという統計があるのだとか。このように調査結果によって、波形ごとにとりがちな行動や趣味嗜好がわかるというわけだ。

 『ディグラム性格診断~本当の自分と相性をズバリ解明!』では、自分の波形を調べる質問票から個別の診断結果のほか、相性診断のページも。いまのあなたがどんな性格なのかを知りたい人はもちろん、会社や学校でのコミュニケーションツールとしても使えそうだ。