石膏像がジャニーズに挑戦!? 「コレジャナイロボ」ザリガニワークスが手掛ける石膏アイドル

芸能

更新日:2015/2/3

画期的すぎる、いや無謀にも思える企画だ。
「コレジャナイロボ」や「ごはんかいじゅうパップ」など、数々のヒットコンテンツを手掛けてきたマルチクリエイティブ会社・ザリガニワークス。手作り感のあるキャラクターを企業とのコラボで大きく育ててきた同社だが、その次の一手は“アイドルユニットの育成”だ。

 

その名も「石膏ボーイズ」。

画材メーカー大手のホルベイン画材に加え、コンテンツパブリッシャー・KADOKAWAとタッグを組み、世界初の“石膏アイドルユニット”をリリースする。

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公開されたメインビジュアルには、ホリの深い西洋人の石膏像が4対並んでいる。

 

KADOKAWAの担当プロデューサー・成田耕祐(なりた・こうゆう)氏によると、石膏ボーイズとは「美術の授業、デッサンなどでお馴染みの数ある石膏像の中から4体(マルス・メディチ・聖ジョルジョ・ヘルメス)をピックアップしユニット化させたもの。石膏像をこれまでにない角度から見つめなおし、『美しい人』『イケメン』として扱い、あたかも芸能人であるかのような見せ方で活動するプロジェクト」だと言う。

 

 

宣材写真を見ると、確かにカッコいいを通り越して、美しい。

しかし石膏は石膏である。“動けない”アイドルがどうやって活動していくのか。
「美大関係者を中心にファン層を拡大していき、最終的には石膏の枠を超えたナンバーワンアイドルを目指します」と同氏は語るが、今後どんな仕掛けがあるのだろうか。

公式facebookページでは最新情報やプロモーションビデオ(!)が公開されており、今後の追加情報もこのページに集約される予定。

 

【「石膏ボーイズ」公式facebookページ】

 

また、2月4~6日に東京ビッグサイトにて開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー」のKADOKAWAブースにおいてプロジェクトの詳細発表、そして4体の石膏像が「決めポーズで」展示される予定だ。

ジャニーズ、AKBグループ、ハロプロなどを筆頭に、群雄割拠のアイドル界。そこに殴りこみをかける“最硬のチャレンジャー”のチャレンジを、今後も見守りたい。

©石膏ボーイズ ©ザリガニワークス/KADOKAWA/ホルベイン画材