伝説のロボットアニメ「鋼鉄ジーグ」の新作漫画スタート!

マンガ

公開日:2016/2/4

    永井豪・安田達矢版『鋼鉄ジーグ』

 永井豪・安田達矢と、ダイナミック企画原作によるロボットSFアニメ「鋼鉄ジーグ」の新作マンガが始動した。タイトルは『鋼鉄ジーグ 秘龍伝』。ダイナミックプロの公式サイトで読むことが可能で、読んだ人の反応も「ヤバイ」「血沸き肉踊る!」と上々だ。

 1975年~1976年まで放送された、磁力で合体する巨大ロボット・ジーグが活躍する「鋼鉄ジーグ」。カーレースで瀕死の重傷を負い、父親である司馬博士の技術でサイボーグとして生まれ変わった司馬宙(しば ひろし)。彼の体内に埋め込まれた古代帝国・邪魔台国の重要な秘密を握る銅鐸(どうたく)を奪いに、古代からの侵略者・女王ヒミカとその配下が操るハニワ幻人が来週する。なお、主人公・宙を演じたのは、「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ役で知られ、今も第一線で活躍する古谷徹だ。

 TVアニメのヒットと共に、作品を見事に再現した玩具も大ヒット。また、原作者のひとり・安田達矢をはじめ、幾人かの作家によりマンガ化もされたのだが、安田版マンガに関しては、続編にあたるアニメが、2007年にWOWOWで放送されている。ちなみに、このときの主人公・草薙剣児は「おそ松さん」の十四松や、「ジョジョの奇妙な冒険」の空条承太郎など、多くのアニメに出演する大人気声優・小野大輔が演じた。

advertisement

 そんないまなお愛される「鋼鉄ジーグ」が再びマンガ化された。作者は『地上最強の男 竜』でお馴染みのダイナミックプロの風忍。『鋼鉄ジーグ 秘龍伝』第1話は、夢の中で髪の長い老人(じいさん)に人間には使ってはいけない秘術“秘龍拳”を教わった宙が、病院で目覚めると… といった物語になっている。

 この思いもよらぬマンガ化に、ファンからは「本当!? 読みたい」「キターーー!」「ジーグやわ~」「『死ねー!!』とか楽しみ」といった声や、「うぁ~懐かしい~! 超合金持ってたよぉ~! 本作みたいに磁石でアイテム変更出来るやつ」「砂場で遊んで砂鉄だらけだっよ、俺の超合金ジーグ」「子どものとき、友だちの家に関節が丸い磁石になってる超合金があって、よく遊ばせてもらったものでした。40代男性」など、当時を懐かしむ声が上がった。

 また、作者の風忍に対し、「うぉっ、風忍」「風忍先生ですか。やたらと妖艶なシーンが増える『大人の鋼鉄ジーグ』を、ちょっと期待しちゃいます」「さっそく読んだけれど、ヤバイ、風忍すぎる。骨法家がゴジラと戦って勝つあの超傑作ゴジラマンガみたいに衝撃的な展開をお願いします」「どこからどう見ても風忍すぎて、ほかの言葉が出てこない。どこまで突き抜けるか期待しよう」「風忍先生…。機械獣を描けば不気味でフリーキーな異形のメカを生み出し、漫画を描けば近代アートも裸足で逃げ出す意味不明な世界観を生み出すダイナミックの怪物。これはどういう作品が出てくるか期待するしかねー!」と期待を寄せる声も多い。

 ほかにも、「また玩具出すのか!?」「おじさんに優しいなぁ」「この調子で再放送してくれ!」「新しくTVアニメ作ってくれたら最高」などの声が上がっている。ダイナミック企画公式サイトにて無料で読めるため、当時を知る人も知らない人も、まず読んでみるといいだろう。みなぎるぞ!
⇒「ダイナミック企画」公式サイト