「また櫻田家に会える~~!!!」超能力ファミリーコメディ『城下町のダンデライオン』舞台化決定でファン大興奮!

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公開日:2016/6/30

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 テレビアニメ化もされた春日歩の4コマ漫画『城下町のダンデライオン』が舞台化されることが、2016年6月16日(木)発売の『まんがタイムきららミラク』で発表された。この知らせにファンたちは「大好きな作品だから嬉しいっ!! 絶対観に行きたい」「絶対ヤバいじゃん絶対ヤバい!!」「また櫻田家に会える~~!!!」と大興奮だ。

 同作は、櫻田一家が繰り広げるドタバタ超能力ファミリーコメディ。現代日本にそっくりな王国でごく普通に暮らす櫻田家は、父・総一郎、母・五月と9人の子供たち、長女・葵、長男・修、次女・奏、三女・茜、次男・遥、四女・岬、五女・光、三男・輝、六女・栞の11人家族。しかし、実は彼らはこの国を統べる王族であり、しかも全員が特殊能力を持っている。そんな櫻田家の三男六女の兄弟姉妹の中から、国民投票で次期国王が選ばれることになった。国民は判断材料として、町中に設置された複数のカメラで撮られる櫻田家の様子をテレビ放送で見ることができる。兄弟姉妹たちの中で国王に選ばれるのはいったい誰なのか?――。

 ごく普通に暮らす超能力持ちの王様一家という、いままでありそうでなかった世界観の中で、4コマならではの軽快なギャグと日常ものとしてのほのぼのとしたストーリーを漂わせながらも、兄弟姉妹たちが過去を克服していったり、国王になるということに真剣に向き合う様子が描かれている。「各々が己を見直し、兄弟姉妹との関係を新たなステージへと移していく。みんな成長してるんだよなあ」「人間ドラマに焦点を当てているのが良かった。4コマでそれを表現できるのがすごい」「葵様のラストエピソードで思わず泣いてしまった」と、兄弟姉妹たちの成長を涙しながら見守っているファンも多い。

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 兄弟姉妹たちはそれぞれが異なる特殊能力を持っており、三女・茜の特殊能力は重力制御(グラビティコア)で自分と自分の触れたものの重力を操ることができる。他にも長男の修は瞬間移動(トランスポーター)、次女の奏は物質生成(ヘブンズゲート)とその能力は様々。舞台化でも「櫻田家のみんなの能力がどう演出されるんだろ」「能力どうやるんだろう…キニナル」「能力はどうやって表現するのかな? とくに修・奏・岬あたりは難しそう」と、能力をどのように表現するのかに注目が集まる。

 同作の中心人物は、三女の茜。クラスの委員長も務めるリーダー的存在なのだが、極度の恥ずかしがり屋でカメラが大嫌い。200以上あるカメラの位置を把握してカメラに映らないよう必死に過ごしているのだが、困っている人を放っておけずに自身の能力である重力制御を、スカートを履いていようが迷わず使うためパンツは見られ放題。しかも、それが放送され結果ファンクラブまで出来てしまう。茜のパンチラは同作の名物のようで、舞台でも「茜様のパンチラに力を入れて欲しい所存」「舞台でも茜様は浮くしパンチラするということなのだろうか」と期待が寄せられているようだ。

 作者の春日はイラストレーターとして知られており、代表作にはテレビアニメ化もされた『俺、ツインテールになります。』や『最弱無敗の神装機竜』などがある。「春日歩さんの絵やっぱ好きだわ」「春日歩を俺ツイの挿絵から好きになり、漫画描いてるのを知って、本作を読んだ。光可愛いよ~!!」「岬様かわいいよ~ やっぱ春日さんの描く子は可愛い!!」と春日の描くキャラクターたちにファンはメロメロな様子。

 舞台は8月中旬から渋谷区にある「CBGKシブゲキ!!」での上演が予定されている。詳細は今後発表されるということなので、舞台の続報を心待ちにしつつ、あなたも櫻田家の兄弟姉妹たちの日常を覗き見ちゃおう!

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■『城下町のダンデライオン』3巻
著:春日歩
価格:819円(+税)
発売日:2015年8月27日
出版社:芳文社