暴走族漫画の金字塔『湘南爆走族』のファンブックに興奮の声「昭和の青春の思い出が沢山詰まってる!」

マンガ

公開日:2016/11/11

 湘南を舞台に、走り屋たちが暴れまわる漫画『湘南爆走族』のファンブックが2016年10月31日(月)に発売された。原画ギャラリーや作者のロングインタビューなど盛りだくさんのファンブックに「ヤバ! 昭和の青春の思い出が沢山詰まってる」「懐かしいな~…なんか色々蘇ってきて泣けるわ」と絶賛の声が上がっている。

 『湘南爆走族』は1982年に『週刊少年KING』にて読み切りとして掲載され、同年より同誌にて連載となった吉田聡の作品。暴走族「湘南爆走族」の2代目リーダー・江口洋助と、江口をとりまくメンバーたちや他の暴走族メンバーたちの間で巻き起こる日常や恋愛の様子が描かれている。シリアスシーンだけでなく、ギャグや恋愛要素も充実した、それまでの暴走族のイメージを覆す作風で暴走族漫画の新たな世界を切り拓いた作品だ。

 今回発売されたファンブックには、同作の世界を満喫できる連載時のカラー原画や新作イラストが掲載された他、湘南爆走族のメンバーやヒロイン、ライバルといった物語を彩るキャラクター達の完全解説や人名事典も収録。また吉田のロングインタビューでは、『湘南爆走族』がいかにして生まれたかといった制作秘話から、吉田が新人作家として世に出ようとするために取った作戦、そもそもなぜ漫画家になろうと思ったのかといった、今まで明かされなかった密度の濃い話が満載だ。

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 さらに登場キャラクターを引き立てるバイクの紹介や、湘南爆走族メンバー・桜井信二の恋愛を描いた名作と呼び声高い三部作『朝顔の君』をビッグサイズで一挙公開している。

 連載当時が蘇る内容にファンの間では「うはぁぁ~、桜井の恋愛話とかテンションむっちゃ上がるわ」「これは究極のおっさんホイホイだ!」「吉田先生のインタビュー、衝撃的すぎる内容! とんでもない本を手にしてしまった」と興奮の声が飛び交っている。

 暴走族漫画の一時代を築いた『湘南爆走族』のファンブックに、かつて夢中で読みふけっていた人々は熱狂している様子。まだ手に入れていないという人は是非手に取り、湘南爆走族メンバーの悲喜こもごもに熱くなってみてはいかがだろうか。