「日本を変えてやる!」アイドル政治家誕生!?

マンガ

更新日:2012/7/23

 「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である!」
街頭でこんな演説をしている女子高生がいたら、どうする!?

 7月13日に発売された『大日本サムライガール』(至道流星、まごまご/講談社(星海社FICTIONS))は右翼の女子高生が主人公の話だ。

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 日本の政治を根底から覆すため、自ら独裁者となることを決めた美少女・神楽日毬。彼女は1年間、くる日もくる日も街頭で演説を続けたがその成果は見られなかった。そんな時広告代理店・蒼通の社員である織葉颯斗と偶然出会い、政治活動の手段としてアイドルを目指すことになり……!?

 作者の至道流星は『雷撃☆SSガール』(至道流星、MAMI/講談社)などの著者でもあるが、この作品を書くために小説家になったという。「極右から極左まで、北一輝からマルクスまで、もう何でも来い」とのコメントからも、この作品に懸ける情熱がうかがえる。イラストは『丘ルトロジック』(耳目口 司、まごまご/角川書店)などのまごまごが担当。

 さらに作中に登場する、政治結社「日本大志会」総帥・日毬のブログやボイス、ホームページなども実際に作られており、星海社のこだわり(?)がうかがえる。2巻の発売も8月17日に決まっており、いろいろと目が離せない作品だ。