ボーイング777のコックピットを聴覚でフルに体感。空路地図などの小物も充実

羽田空港を離陸して、北海道の新千歳空港に到着するまでの約1時間のコックピットが、聴覚で体感できるこのアプリの異色さは「ボーイング７７７コックピット」のメカサウンドを収録している点。
　　
著作＆録音をした武田一男さんは、航空機録音のスペシャリストで、特にコックピット録音のプロ！ 聴けばわかるのですが、迫力と臨場感はピカイチ。普段は全く聞くことのできない、貴重な交信音声とテキストがセットで確認できる構成なので、航空管制英語をマスターしてパイロット気分にもなりきれるスグレモノ。

App Storeにお勧め利用法として紹介されている「車の中のBGM」も、深夜の高速道路走行中なら、雰囲気もグッと出るように思います。ふとけんもジャンボ好きで、よく京浜島に見に行ったりしてましたが、コックピットのメカサウンドには恐れ入りました。
　　
1200円の値段はパッと見は高価ですが、買った人の満足度は高いのでは？ ぜひシリーズ化を希望します。
　　
ジャンボと同様に「実録！ 警察24時」系の番組が大好きなふとけんとしては、自衛隊の戦闘機や戦車、海上保安庁のヘリや艦船、警察や消防など、傍受用の無線機がなくても体感できる世界を、ぜひぜひiPhoneで広げて欲しいものです。

はっきり言ってふとけんには空路地図はチンプンカンプン（泣）なのですが、なりきりパイロットの気分を高めてくれる小物として、活躍してくれることは間違いありません

機長席に入る前の状況を解説してくれる「01．プロローグ」は音声再生前に読んで気分を盛り上げるのにピッタリ。航空管制英語の音声と解説つき会話のテキストで構成される機長席は、音声の後ろに流れ続けるザーッという音で、いやがおうにも臨場感が高まりますね

ブリーフィング風景の写真やナビゲーションログ、空路地図や滑走路図などが収められている「03．資料集」のメニューが、この画面です。左上の家のマークをタップすると、メニュー画面に戻ることができます

音量調整はiPhone本体で行います。画面の下部にあるボタンは、何度も聴きなおしてマスターしたい方のための便利機能。左の「30」と「15」はそれぞれ「30秒戻す」と「15秒戻す」ボタン、右は「進める」ボタンです。聞き取りにくい箇所があっても何度でも大丈夫