『さんごとなぎ』はなぜこんなに癒される? ゆるさがクセになる、その魅力を作者に聞いた【漫画家インタビュー】
公開日:2025/3/10

最新の書籍や人気の漫画作品の情報を発信する「ダ・ヴィンチWeb」。今SNSを中心に話題を集めているホットな漫画を、作者へのインタビューを交えて紹介する。
今回紹介するのは、二人の男の子「さんご」と、さんごのいとこ「なぎ」の日常を描いた『さんごとなぎ』。
作者・のんたおさん(@non_nanka)のX(旧Twitter)のフォロワーは6.2万人。代表作『きちゅねのちゅね』の主人公「ちゅね」のイラストは、2024年10月に開催された池袋PARCO開業55周年記念アート企画「Emotions2024」に展示されるなど、幅広く注目を集めている。
この記事では、のんたおさんにインタビューを行い、『さんごとなぎ』誕生のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
いとこ同士の二人が紡ぐ、ゆるやかで微笑ましい日常
元気いっぱいだけど実は人見知りな「さんご」と、クールで少しマイペースな「なぎ」。いとこ同士の二人が織りなす、穏やかで温かいやり取りが魅力の作品『さんごとなぎ』。
さんごの友達であるカニ、なぎが拾ってきたクラゲ(のような謎の生命体クラゲ)といった個性豊かな仲間たちも加わり、日々の何気ない出来事がゆるやかな会話劇として展開される。肩の力を抜いて楽しめる、ほのぼのとした空気感が多くの読者を惹きつけている。
自分自身を元気づけるために『さんごとなぎ』を描きはじめた
ーー『さんごとなぎ』を創作したきっかけは何だったのでしょうか?
じゃんけんが弱いカニのイラスト(※画像参照)に登場させたキャラがすごく気に入って、たくさん描き続けているうちに『さんごとなぎ』の作品になっていきました!
元々さんごは、このカニのイラスト1枚のためだけに登場したキャラでした!

ーー『さんごとなぎ』を描くうえでこだわった点や、見どころを教えてください。
とにかくゆるさを意識しています!起承転結がなくてもいい、そのくらいのゆるさが受け入れられるととても嬉しいです。
ーー『さんごとなぎ』の中で特に気に入っているシーンやセリフはありますか?
お話で言うと、なぎとクラゲのお話全体がお気に入りです!なぎのことが大好きなクラゲ(?)と、なぎのゆるすぎる勘違いが描いてて楽しいです。
さんごとなぎの会話も好きです。友達よりちょっと近い、兄弟のような親友のような距離感で居てほしいと思いながら描いてます!
ーー『きちゅねのちゅね』と現在更新されている『さんごとなぎ』それぞれの活動方針やそれに至った経緯を教えてください。
『きちゅねのちゅね』は”癒し”で1ページマンガをメインに、一方、『さんごとなぎ』は”ゆるさ”で4コマをメインに本編を描いています。
今はゆる~い作品や4コマ漫画を描くことが楽しいので、『さんごとなぎ』をたくさん描いています。ちゅねは自分のマスコット的な存在として描くことが多いです!
ーーちゅねの更新をお休みし、新作『さんごとなぎ』に移行した理由はあるのでしょうか。
ちゅねの更新が完全に止まったわけではないので、ご安心ください!今はさんごとなぎのマンガを描くのが楽しいあまり、この子たちをたくさん描いてます。
実は去年はたくさん体調を崩してしまい、人生二度目の肺炎にもなりました…!体調が優れない中でも何か創作がしたくて描いていたのが、「なんでもアリ!」くらいのゆるさがある、さんごのイラストです。
自分を元気にするための創作が、『さんごとなぎ』をたくさん描くキッカケになったのかなと思います…!
ーーさんごとカニ、なぎとクラゲ(?)のやり取りが微笑ましいです。カニとクラゲというキャラクターはどのようにして生まれたのでしょうか。
カニは、じゃんけんが弱いカニのイラストで描いたカニで、この時からずっとさんごのお友達です。クラゲは、なぎにも海の生き物のお友達が欲しいなと思ったので登場させました。
キャラをつくるときにうさ耳(?)を生やしたらぜんぜんクラゲじゃなくなったので、宇宙から来たお友達になりました。
ーー『さんごとなぎ』を通じて描きたいこと、伝えたいことはありますか。
『さんごとなぎ』は自分を元気づける創作なので、描いてて楽しければいいと思ってます。見てくれた人にも楽しさが伝わると、もっとハッピーです!
ーー今後の展望や目標を教えてください。
いつか、さんごのぬいぐるみをつくりたいです。ちゅねのぬいぐるみと並べたい!
ーー作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも作品を見て下さり、本当にありがとうございます!これからも楽しく作品をつくっていきます!