明らかに様子がおかしい父親が暴言とともに暴力をふるった後、急に意識を失い倒れ込む【漫画家インタビュー】
公開日:2025/7/19

念願のマイホームを建て、新生活を始めた瀧本一家。しかし、主人公の美咲は父親との確執を抱えたままで、昔のような仲良し家族に戻る気持ちはなかった。唯一心を許せる弟・浩介と共に家を出るきっかけを探していたところ、部屋の壁から不気味な音が聞こえてきて……。漫画家・勝見ふうたろー氏が描く、何かが少しおかしい世界の物語。
家を傷つけた美咲に襲いかかる父親。壁の中の化け物に操られているようで、手の傷口からは壁と同じ液体が流れ出し、一体化しているかのようだ。やがて父親は気を失い病院へ救急搬送される。そして付き添った母親が眠る父親に向かって……。
父親に一体何が起こったのか?
――お父さんはあの水を飲んで乗っ取られたのでしょうか?
そうですね。あれを飲んでから様子がおかしくなりましたからね。水道から出てきたのは、いわば卵のようなものだと考えています。
――この後、お父さんはどうなってしまうのでしょうか?
この後はもっと「人の形をした何か」に変わり果てて、家の化け物に体を乗っ取られた状態になるという設定です。
建設作業員が遭遇した奇妙な植物、そして美咲の部屋から聞こえた異音の正体は? 家族の絆をより深めるはずの新居を舞台に、この不可解な物語はどんな結末を迎えるのだろうか。