「こういうバチェラーが見たかった!」初々しいバチェラーに女性陣から「可愛い」の嵐? 『バチェラー・ジャパン』シーズン6《1~4話レビュー》【ネタバレあり】

エンタメ

更新日:2025/6/12

『バチェラー・ジャパン』シーズン6が2025年6月5日(木)20時にAmazon Prime Videoで配信開始した。本稿では、6月5日に一斉配信された1~4話をネタバレ込みでレビューするので、未視聴の方は要注意。視聴後に読むことをおすすめします!

「完璧なバチェラー」と見せかけて……

 今回の『バチェラー・ジャパン』最新作への期待値は、番組冒頭でスタジオMCのひとり・指原莉乃が言った「こういうバチェラーが見たかったんですよ」というひと言に集約されているのではないだろうか。

 あえて過去のバチェラーと比較するのは角が立つので控えるが(実際、各シーズンのバチェラーは毎回それぞれが持つ個性で視聴者を魅了してきたのだ)、今回の6代目バチェラー久次米一輝(くじめ かずき)さんは、久々に「バチェロレッテ」参加者からの出演ではない上に、経歴や家柄、現在のキャリアや容姿など、非の打ちどころがひとつもなく、放送前からバチェラーファンの間ではすでに熱気が高まっていた(もちろん私もそのひとりだ)。

advertisement

 とはいえ、バチェラーもひとりの人間というか、実際に配信が始まりその姿を見て、想像とは違った様子に笑ってしまった人も多いかもしれない。もちろん、バチェラー自身のスペックは高く、そこは期待を裏切らないところだったが、想像以上に“初々しさ”があり、「人前で話す機会があまりなかった」と言う通り、女性陣の前で話す姿はどことなく緊張が伝わってくる面持ち、噛んだり声が裏返ったり、思わず女性陣から「可愛い」と笑われてしまったり、挙句の果てには「チワワみたい」と比喩されたり、とにかくその不慣れな姿が印象的だった。

 そうは言っても、一見すべてが完璧だと思える男が、そんな“チワワムーブ”をするのはむしろ好印象というか、いいギャップと捉えられるのではないか。そして、だからこそデート中にときたま垣間見える「男」っぽい姿にキュンとする。結果として、非常に魅力的で、完璧なバチェラーと言えるのかもしれない。

あなたは誰推し? 個性豊かで魅力的な女性参加者たち

 また、今回のシーズンでも個性豊かな女性参加者たちは健在だ。本稿では、4話までローズを勝ち取った女性の中でも、特に印象を残した3名をご紹介。

石森美月季:もともとバチェラーの友人同士のつながりで知り合いだったという石森さん。過去の例だと、黄皓さんと秋倉諒子さんがもともと知り合い同士で最終的に番組上で結ばれたということもあり、この“知り合い枠”がどう転ぶのか気になっている人も多いのではないか。ホワイトローズ(女性がデートプランを考えてデートし、そのデート後にローズをもらえなかったら強制帰国)で試される瞬間はあったものの、無事突破している。

小田美夢:24歳と今回の女性参加者の中では最年少であり、30歳のバチェラーよりはだいぶ年下である。甘えたような表情や話し方、早々に感情をむき出しにする姿が印象的だった彼女は、一方でバチェラーへのアピールの仕方がちょっと古臭い(背中に文字を書いて当てる遊びなど)とMC陣に突っ込まれるキャラの濃い人物だ。とはいえ、面白枠かと思いきや、過去には真摯に夢に向かっていた姿やしっかりとした結婚観も持っていて、そんな彼女の意外な一面にバチェラーが心打たれるシーンもあり、今後も気になる人物のひとりだ。

黒澤楓:初対面のバチェラーに対して「200 OK 成功しました」というステータスコードが書かれた陶器のお椀をプレゼントしたシーンがXで大バズりしていた黒澤さん。エンジニアらしく自身の感情を個性豊かに表現した彼女は、その後のツーショットデートでバツイチであることを明かし、さらにバチェラーと距離を深めている。女性同士のトークや随所のインタビューでは辛口コメントを残したりと、彼女自身の人柄や動向もかなり気になる存在だ。

 推しの女性を応援しながら観るのもまた、この番組の楽しみ方のひとつだ。ここで挙げた以外にもたくさんの魅力的な女性たちが参加しているので、気になる人はチェックしてほしい(ちなみに、筆者の推しは西田祥子さんだ)。

 そして、誰と結ばれるのかはもちろん、まだ初々しさを残し、少々硬さも感じる久次米氏が今後女性たちとの間でどのように変化し、自身をさらけ出していくのかも、これから注目だ。

文=園田もなか

『バチェラー・ジャパン』シーズン6

配信開始日:2025年6月5日(木) 20時より独占配信開始
話数:全9話
6月5日(木)20時 第1話-第4話
6月12日(木)20時 第5話-第7話
6月19日(木)20時 第8話-第9話
製作:Amazon

(C)2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved

あわせて読みたい