アニメ化も決定!『拷問バイトくんの日常』最新刊は“双子の母”との過去が明らかに。“次見やをら作品”『吸血バーへようこそ』も同日発売

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公開日:2025/6/27

『拷問バイトくんの日常』6巻
『拷問バイトくんの日常』6巻(次見やをら/白泉社)

 SNSなどで話題の人気ブラックコメディ『拷問バイトくんの日常』最新6巻が、6月27日(金)に発売された。また同日には、同じ作者が手がける『吸血バーへようこそ』のコミックス2巻も発売。そして『拷問バイトくんの日常』は6巻発売とともに、2026年冬のTVアニメ化も発表された。

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<アニメ公式サイト> https://goumonbaitokun.com
<アニメ公式X> https://x.com/goumonbt_anime

 『拷問バイトくんの日常』の舞台は、殺しなどが合法化された世界に存在する拷問会社「スピリタス」。業務こそダークだが、職場環境は羨ましいほどホワイト&アットホームな雰囲気で、そこで働くアルバイトのセロは、先輩のシウ、後輩のミケやヒューたちとともに充実した拷問ライフを満喫していた。

 一見スプラッター作品のようにも思えるが、作中には心臓に悪いような過激描写はほとんど出てこない。描かれるのはあくまでバイトくんたちの和やかな日常や、彼らを取り巻く人間模様。登場人物たちはいずれも個性豊かで強い魅力があり、読者からは「みんな好きすぎて推し1人に絞れん…」「拷問バイトくん箱推し」といった声も上がっている。

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 例えばセロの先輩であるシウはスピリタス一番の古株で、あらゆる手段・道具を駆使してどんな悪人からも情報を聞き出す業界屈指の拷問師。クールな見た目に反してノリが良く、面倒見もいい。そして双子の娘たちを愛する“パパ”という一面もあり、そのギャップに心掴まれる読者も少なくない。

 これまで子どもたちの母親については詳細が明されていなかったが、最新6巻では、ついにシウが彼女と過ごした日々が語られる。少しずつ紐解かれていくバイトくんたちの過去や謎も、この作品の大きな魅力の一つだろう。

『吸血バーへようこそ』2巻
『吸血バーへようこそ』2巻(次見やをら/白泉社)

 一方、『拷問バイトくんの日常』と同じ日に最新巻が発売された『吸血バーへようこそ』は、吸血鬼の客がキャストの血を堪能する“吸血バー”を舞台にしたBLコメディ。吸血鬼のマスターから“極上の味”と見込まれた主人公のアズサは、バーの新米キャストとして働くことになり、仕事に奮闘しながら吸血鬼と人間の“恋の味”を知っていく。

 アズサが恋心を抱くのは、吸血鬼のマスター・卜部諭眞(うらべ ゆま)。いつでも紳士的で、なかなか指名をとれないアズサにも優しく接してくれる。一見“大人の余裕”を漂わせるマスターだが、実は彼にとってもアズサは特別な存在だった。

 てっきり“大人なマスターがうぶなアズサを翻弄する”のかと思いきや、意外にも翻弄されているのはマスターのほう。最新2巻では、アズサの幼なじみを名乗る男が現れる展開となり、マスターの心は大きく揺さぶられることに…。嫉妬で気が気でないマスターの姿は必見だ。

 なお6月27日(金)より、アニメイト池袋本店、新宿、大阪日本橋、梅田の4店舗で『拷問バイトくんの日常』のスタンディが登場。6月末、推し作品の怒涛の供給に、ファンは全力で備えておこう。

『拷問バイトくんの日常』を読む
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