ちょっとのことで“あの世逝き” キューライスの新作4コマ『絶滅寸前の動物 ハッチンパモス』待望のコミックス発売!
更新日:2025/7/16

餓死する、捕食される、とにかく死ぬ――。2025年7月16日(水)、キューライス氏の最新作『絶滅寸前の動物 ハッチンパモス』(白泉社)コミックス1巻が発売。そして7月23日(水)からは、同氏の世界観がぎゅっと詰まった「キューライス万博」も開催される。
『絶滅寸前の動物 ハッチンパモス』は、アニメーターや絵本作家としても活躍するキューライス氏が2024年より自身のWebサイトなどで連載している4コマ漫画。白くてころっとしたフォルムの不思議な動物・ハッチンパモスのシュールな生態を描いている。
ハッチンパモスは、ささいなことで死んでしまうために絶滅寸前となってしまった希少種。何かと理由をつけて命を落とすのが特徴で、そのパターンはバラエティ豊か。例えば、木登りが得意なものの降りられず餓死してしまったり、「このくらい平気っしょ」と甘く見て高いところから落下死したり……。他にも好物のリンゴを種ごと食べて体内で発芽しないかと不安になって絶命するなど、死なずにはいられない動物のようだ。


そのため、オチはハッチンパモスの死に様になっているケースがほとんど。しかし悲壮感はなく、むしろ彼らのゆるくて愛嬌たっぷりな生態にほんのりと癒される。またハッチンパモスとの“パモニケーション”も、大きな魅力の一つだ。
ハッチンパモスは撫でてもらうのが好きだったり、呼ばれたら群がったりと人間に好意的な生き物。しかし一歩間違えるとあの世逝きになってしまうため、接する側は一苦労なのである。そんな彼らを保護する人や専門家が振り回されつつも交流を深めていく様子に、思わずニヤニヤしてしまうはず。


同作はSNS上でも大きな注目を集めており、キューライス氏がX(旧Twitter)上に新作を投稿するたび多くの“いいね”がついている。またカプセルトイやバンダイのプライズなど関連グッズの展開も多数行われており、「ファッションセンターしまむら」とコラボした際には発売から数時間でグッズが完売してしまうほどの人気ぶり。
そんな同作のコミックス1巻リリースと同時期に、東京・松屋銀座にて「キューライス万博」が開催される。キューライス氏監修のもと、『絶滅寸前の動物 ハッチンパモス』をはじめ『ネコノヒー』『スキウサギ』『悲熊』『シカしかいない』といった人気作品の立体造作物やフォトスポット展示、さらに貴重な原画などが展示される予定となっている。
開催期間は2025年7月23日(水)から2025年8月11日(月・祝)まで。キューライス氏の生み出した選りすぐりキャラクターたち魅力を、この機会に大満喫しては?
■「キューライス万博」開催概要
会期:2025年7月23日(水)~8月11日(月・祝)
会場:松屋銀座 8階イベントスクエア
開催時間:11:00~20:00 ※最終入場は閉場30分前まで
入場料:【前売券】
一 般 : 1,600円
高校生 : 900円
中学生 : 800円
小学生 : 600円
【一般券】
一 般 : 1,700円
高校生 : 1,000円
中学生 : 900円
小学生 : 700円
公式サイト: https://www.qrais-expo.com/