完全自作のCPUで『16bitセンセーション』OP曲を演奏してみた! キーボードや音源ボードまですべて手作りという驚異のこだわり

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公開日:2025/7/15

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『自作16bit CPUで 16bitセンセーションOP 演奏してみた』というちぇりーたくあんさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

お久しぶりです。
16bitセンセーション ANOTHER LAYERのオープニング曲「65535」をNANDだけで作った自作16bit CPUで演奏してみました。

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 自作CPUで音楽を奏でるという、ひと味違った“演奏してみた”動画が投稿されています。細かい仕組みは分からなくても、そのすごさはひと目で伝わってきます。

 演奏曲は、TVアニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』のオープニング曲「65535」。投稿者は、この作品の単行本が発売された頃からCPUの製作を始めており、「この曲を演奏したい」という強い思いがあったそうです。

 キーボードを操作すると演奏が始まります。ラックに並んだ多数の基板に搭載されたLEDが、音に合わせて点滅します。奥にはモニターやオシロスコープも設置されており、映像を見ているだけでも何やらすごいことが行われていることが伝わってきます。

 このCPUは、NAND素子のみを使って設計・製作された完全自作品。さらに、通信ボード、ビデオボード、キーボード、開発環境、音源ボードまですべて自作という徹底ぶりです。

 音源には、レトロゲーム機などで使われていたPSG音源IC「SN76489」を4個使用。これらをCPUが制御する形で演奏が行われています。

 これだけの装置を組み上げるのにどれだけの苦労があったのかを想像するだけで、胸が熱くなる動画となっています。興味を持った方は、ぜひ視聴してみてください。

視聴者コメント

なんもわからんがすごいのはわかる

文/高橋ホイコ

▼動画はこちらから視聴できます▼
『自作16bit CPUで 16bitセンセーションOP 演奏してみた』

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