鉄壁の鬼上司がついに――“きゅん”を通り越して“ぎゅん”な両片思いオフィスラブ『営業部の高杉さんは心臓に悪い』最新3巻発売！

　平凡OLとハイスペ上司の“むずきゅん”オフィスラブを描き、話題沸騰中の『営業部の高杉さんは心臓に悪い』（eruko/白泉社）。そのコミックス第3巻（紙版）が、2025年8月20日（水）に発売された。

　同作は、総合エンタメアプリ「マンガPark」で連載中の人気作品。読者からの熱い支持を受け、2025年5月に第1巻と第2巻の紙コミックス版が同時発売された。今回はそれに続く最新刊で、紙での刊行を待ち望んでいた読者の期待に応える内容となっている。

　物語の主人公は、とある商社の事務員として働く女性・堤さん。控えめな性格で無茶振りをはっきりと断れず苦労することもあるが、それでも平穏な充実した毎日を送っていた。しかしある日、同じ部署に上司の営業マン・高杉さんが転属してきたことで状況が一変する。

　高杉さんは上司にも臆せず意見できる厳格な性格で、業績も優秀な敏腕社員。だが堤さんにとっては正直ちょっと苦手なタイプで、なるべく距離を置こうとしていた。ところが、ひょんなことからサシ飲みをすることになり、これをきっかけに高杉さんとの“じれったくも胸がきゅんとする”日々が始まっていくのだった。

　鬼上司で近寄りがたい雰囲気を漂わせる高杉さんだが、ふとした時に印象とは異なる一面をのぞかせる。例えばサシ飲みで酔っ払ってしまった堤さんをおんぶして送ってくれたり、さりげなく肌に触れてきたり……。自覚があるのか無自覚なのか、とにかく堤さんにとっては“心臓に悪い”出来事の連続なのである。

　やがて二人の距離は徐々に縮まり、気づけば周囲から見ればカップルそのもの。いわば“両片思い”のような関係へと発展するが、あくまで二人は上司と部下であり、正式に付き合っているわけではない。そんな甘酸っぱくも、もどかしい恋の行方こそが、同作最大の見どころとなっている。

　そして今回発売される最新3巻では、二人の距離がさらに縮まる展開に。高杉さんへの想いがどんどん募っていく堤さんは、会社のみんなと夏祭りに出かけた帰り道、思わず気持ちをこぼしてしまう。一方、これまで鉄壁だった高杉さんも、堤さんに呼応するように、大胆な行動に打って出て――？

　夏祭りのほかにも、一緒に退勤してそのまま帰宅デートしたり、ビアガーデンに出かけたりと、ドキドキ必至のシチュエーションが満載。さらに描きおろしおまけマンガも収録されるなど、ファンにはたまらない内容となっている。

　きゅんを通り越して“ぎゅん”を大量摂取したい人は、ぜひチェックしてみてほしい。