小学校から自宅マンションに帰ると見知らぬ男性が。不審に思い階段で自宅に向かうと、エレベーターで先回りした男性が声をかけてきて…【漫画家インタビュー】

マンガ

公開日:2025/10/16

 イラストレーターや漫画家として活躍するしばたまさん。『しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話』は、フォロワーから寄せられた体験談をもとにした漫画で、「感動した!」「怖すぎる……」「スカッとする」と多くの読者の心をつかんでいる。数あるエピソードの中から特に反響の大きかったお話について、その体験談の印象や漫画の執筆過程で意識した点、読者からの反響などをお聞きした。

 取り上げたのは、投稿者が小学生の頃、親や教師から教えられた不審者対策に沿って行動した結果、事なきを得たという体験談。

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 親が共働きの小学校3年生の女の子が学校から帰宅すると、マンションの郵便受けをのぞいている男性が。不審に思い、両親の教えからエレベーターを使わず階段で自宅のある階向かうと、そこに先ほどの男性が! そして階数の違う人の部屋を知っているかと声をかけられて……。

子どもを守るため、これからも定期的に発信していきたい

――このエピソードを読んだ方からどのような感想や反応がありましたか?

「よく言いつけを守ってえらいし勇敢!」
「大人でも叫べないのに本当にすごい」
「無事でよかった」
「これがトラウマになっていないといいな」
「犯人許せない」

などがありました!

――このような恐怖体験を漫画にする際、描く過程で特に意識や注意していることはありますか?

これまでも不審者が出てくる体験談を漫画にしていますが、少し似ている内容だとしても、定期的に投稿して注意喚起できればと思っています。

――不審な男が本性を見せるコマ描写は背筋がヒヤリとしました。男のビジュアルや表情はどのようなイメージで描かれましたか?

犯人は何度も加害を重ねていたということだったので、慣れていて動じていない冷静な表情にしました。

――不審者に対する注意喚起として大変意義深いエピソードでした。しばたまさんが普段からされている対策があれば教えてください。

夜遅く帰るときは駅から家まで走って帰ったりしています(私のほうが不審かもしれませんが……)。あと、夜道では絶対にイヤフォンをつけません!

イヤフォンに関しては交通事故の予防にもなると思うので、皆さんも気をつけてほしいです!

しばたま
デザイナー&イラストレーター。大人気アイスのパッケージデザインなどを手がける。Instagramでフォロワーさんから体験談を募集し「ゾッとした話」「ほっこりした話」などのマンガを描き、話題に。著書は『1万人がいいね!した 心ゆさぶる本当の話』『身の毛がよだつゾッとした話』。

Instagram:@shibatamaa
X:@shibatamaaaa

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