【ライブレポート】ENHYPENが日本デビュー4周年記念日に、スタジアム公演を開催
更新日:2025/8/25

7人組グローバルグループ・ENHYPENが、7月6日に東京・味の素スタジアムで「ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN -SUMMER EDITION-」東京公演2日目を開催した。6日は、ENHYPENの日本デビュー4周年の記念日。会場に集まったファンと共に、喜びを分かち合った。
オープニングを飾る楽曲は「Brought The Heat Back」だ。パワフルなダンスで観客をくぎづけにすると、終盤には花火が打ちあがり、1曲目にしてスタジアムライブならではの迫力を見せた。続くメンバーからのあいさつでは、NI-KIが「僕は昨日の公演の余韻で眠れなかったんですけど……。ENGENEの皆さんはいい夢を見れましたか?」と呼びかけ、SUNOOは「今日もENGENEだけを見つめるSUNOOです」とおちゃめなコメントを。JUNGWONが「僕たちにとって特別な公演です。きょう、日本デビュー4周年だからです!」と4周年への喜びを語る。

夏のスタジアム公演らしく、水の演出が取り入られた本公演。「ParadoXXX Invasion」では、ウォーターキャノンが噴き出し、灼熱のスタジアムに水しぶきが舞い、解放感にあふれたステージとなった。また、トロッコに乗ったメンバーが、笑顔で水鉄砲をかけあったりと無邪気な一面も見られた。「Blessed-Cursed」ではJAYがギタープレイで会場を沸かせ、「Fatal Trouble」「Bite Me」でENHYPENらしいミステリアスさあふれる魅力が光るなど、多彩な演出で観客を圧倒する。
「宵 -YOI-」のタイトル曲「Shine On Me」をサプライズで披露。丁寧に日本語詞を歌い上げる繊細な声が、観客の心を揺さぶる。

ライブの終盤には、NI-KIが「ENGENEの皆さんに手紙を書いてきました」と語り、思いがけないサプライズにファンからは大きな拍手が送られた。「いつも僕たちのそばで尽きることのない応援と愛をくださり、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。――今までよりもこれからの方がもっともっと長いと思うので、どうかこれからも今のように僕たちのそばで見守っていただけると幸いです。僕たちもENGENEの皆さんがくださる愛に応えられるようにもっと頑張ります」と想いを伝えた。また、ステージに夜空のような美しい巨大ケーキが登場し、バックバンドの演奏でENHYPENとファンとが一緒にバースデーソングを歌い、4周年をお祝いした。

ライブ開演前に行われた記者会見では、これまでで印象に残っている日本の活動についてSUNGHOONは「これまでたくさんの応援をしてくださったENGENEの皆さんに感謝しています。記憶に残っている日本での活動は、初め『MANIFESTO』の公演で日本でコンサートを行ったときと、単独で京セラドーム公演を行ったときです」と振り返った。また、7月29日に発売された日本4thシングル「宵 -YOI-」のタイトル曲「Shine On Me」についてもコメント。「僕たちはタイトル曲について、いつも韓国語バージョンの曲を日本語にアレンジしてしてリリースしているのですが、今回は初めて、日本語のオリジナル曲がタイトルとなりました。またSHINE ON MEは、これまで『BLOSSOM』という曲を好きになっていただいていたのですが第二の『BLOSSOM』になるのではないかと思います」(JUNGWON)と明かした。