坊主しか使わないはずの風呂の排水溝に長い長い毛詰まり。その真相は、ホラーか?煩悩か?【漫画家インタビュー】
公開日:2025/9/1
風呂場の毛詰まりに悩まされた作務衣を着た坊主たち。業者の手元を見ると、どうやら長い長い毛が排水溝に詰まっていたようです。坊主しか使わないはずのこの風呂場、果たして犯人は誰?今回は「煩悩」を軸にした4コマを集めました。
漫画家・イラストレーターとして活躍する雪のヤドカリ(@yukinohotel)さんが送る「癖になる文学的なオチ」を楽しんでみてください。

風呂場と思われる場所の配管に毛詰まりが起こり、業者さんに詰まりを解消してもらっている様子が描かれています。しかしずらりと並ぶ依頼主を見るとどうやら坊主。作務衣を着ているところを見ると、寺や神社の住職のようです。毛詰まりを起こした髪の毛を見ると…長い。ホラーなのか、あるいは髪の長い女性を連れ込んでいるのか、はたまた…。
雪のヤドカリさんはめっちゃ金に余裕のあるぼろ儲け坊主についてどう思いますか?
雪のヤドカリさん(以下、雪のヤドカリ):唐突ですね!?金持ちの坊さんに何かされましたか…?
うーん、実際私のところの菩提寺がそのタイプなんですよね。
お父さんの代までは質素そのもの、雨が降ってもボロボロのスクーターで檀家を回ってるような人だったんですが、息子の代になった途端金の匂いがし始めまして…
真っ赤なフェラーリで檀家を回り、金の延べ棒で木魚を叩き、すべての歯にダイヤモンドを埋め込み法話のたびに口元を煌めかせていました。
今はその人の息子が寺を継いだようなんですが、ヘリコプターで檀家回りしてます。
着陸のたびに実家の瓦が吹き飛ぶので、やはりぼろ儲け坊主は好かんなあという印象です。