「50代は生きやすくて楽しい!」人気ブロガー・カータンが描く前向き爆笑日常【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2025/9/12

「何だか昔より行動力が落ちているかも」「年のせいかな」――そんなことを感じているアラフォー、アラフィフ、アラ還の女性たちに読んでほしいのが、月間800万アクセスの人気主婦ブロガー・カータンさんの『ビバ 女の古』(主婦の友社)。50代の明るく楽しい毎日を描く日常コミックエッセイだ。父親と姉を相次いで亡くしたカータンさんは、「思い立ったら即行動」とあらゆることに挑戦する。映画やドラマのエキストラに挑戦したり、憧れの松田聖子のディナーショーに出かけたり、マッスルショーで大はしゃぎしたり……。時に年齢を感じることもある。だけど、クヨクヨ悩むなんてもったいない! 読めば「年をとるのも悪いことばかりじゃないかも」と思えてくる。前向きな気分になれる。そんな本書はどのように生まれたのか。著者のカータンさんにお話を聞いた。

――改めて、本書に込めた思いを教えてください。

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カータンさん(以下、カータン):昔、叔母が「50代からが生きやすくて楽しい!」と言っていたんです。「子どもの学校のことや夫の出世のことで競い合ったり、嫉妬したりする時期が過ぎて、子どもの頃のような付き合いがまたできるようになるのが50代からだ」と。その話を聞いた時、私はまだ30代で「ホント? 叔母さんの開き直りじゃないの?」と思っていたんですが、自分が50代になって、叔母の言っていた意味がよくわかりました。50代はホント楽しい! そんな「女の古(こ)」の日常を描いてみました。

――この本をどんな人にオススメしたいですか。

カータン:「もう50だから」「もう還暦だから」と年齢を理由に前向きになれない方や、今、30代・40代で、年をとることを恐れている方にも読んでいただきたいです!

――カータンさんはこの本の中で本当に楽しく「女の古」としての日常を送っています。特にいろんなことに挑戦する姿が印象的です。お友達の勧めでボイストレーニングに通って歌の練習をしてみたり、娘さんの影響でプロ野球、日本ハムファイターズの推し活にハマったり……。さまざまなことに挑戦していますが、特にオススメのアクティビティはありますか。

カータン:興味のあることは人それぞれなので、具体的に「これ」と言えませんが、少しでも興味のあることがあったら、習ったり、やってみたりしたらいいと思います。何かを始める時、「長く続けられるだろうか?」と迷う方がいますが、向いてないと思ったらすぐ止めたらいいんです。子どもの頃「自分でやりたいと言い出したのに、もう止めたいってどういうこと?」などと親に怒られ、渋々習い事を続けていた経験ってありませんか? 私の場合はクラシックバレエがそうでした。でも今は、自分のお金だもの、嫌なことにお金を払い続けるなんてもったいないじゃないですか。「嫌だったら、止めたらいいや!」。そう思えば、気軽に何でも始められると思います。

取材・文=アサトーミナミ

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