たかぎなおこ『お弁当デイズ』を読んで、我が子にお弁当を作ってみた! 卵焼きをキレイに焼く方法、困った時のオススメの一品は?【書評】
公開日:2025/10/17

好き嫌いがあったり食が細かったりで、簡単ではない子どものお弁当。美味しく食べてもらえるアイデアがあったら知りたいですよね。そこで参考にしたのが、『お弁当デイズ フダン弁当、ハレの日弁当』(文藝春秋)。ほのぼのとした漫画で知られるたかぎなおこさんによるコミックエッセイです。娘のために工夫を凝らしたというお弁当のアイデアをいくつか試してみました。
●やっぱりお弁当には卵焼き!

お弁当の定番といえば卵焼き。鮮やかな黄色が映える人気者…と思いきや、娘のむーちゃんはあまり好きではない様子。たかぎさんの卵焼きは白身がまだらに入っていてきれいではなく、むーちゃんもお弁当に入れるのを嫌がっていたようです。
そんなある日、テレビできれいな焼き方を見かけ、たかぎさんは卵焼きの作り方を改変。きれいな卵焼きを作れるようになり、むーちゃんから「週に一切れなら入れていい」という許可を得たのでした。
ポイントは…、
※以下、写真は筆者が撮影したもの

・卵を上下左右に切るように混ぜること

・焼くときは油をひいて、フライパンがちゃんと熱くなってから

・火加減は中火で固定! 卵は3回に分けて入れ、あせらずあわてず巻いていく

筆者も漫画の手順で焼いたところ、きれいな卵焼きが完成! 卵を切るように混ぜると白身が切れ、きれいな卵液になるようです。全体的に黄色く仕上がり、見た目からして美味しそう。フライパンも、ちゃんと温めてから焼くと卵がくっつきにくく、落ち着いて巻くことができました。卵焼きがイマイチきれいに焼けない人は、一度試してみては?