寝る前にスマホをチェックしちゃう人におすすめの習慣とは? 「休めない人」の常識を根底から覆す漫画が衝撃的【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2025/11/13

「何もしないと罪悪感を覚えてしまう」「定時で帰るのが気まずい」「相手に気を遣いすぎてしまう」――当てはまる人は、きっと毎日へとへとなのでは? あなたに今必要なのは「絶対に休む」「自分に親切にする」という覚悟なのかもしれません。

ニャンだかラクになる休み方』(Jam:著、名越康文:監修/スターツ出版)は、休み下手の人たちに、気持ちの切り替え方やアイディアを教えてくれる1冊。ハッと我に返る言葉ばかりで、読み終える頃には「休めない」が「休もう」に変わっているはずです。

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著者は『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)がX(旧Twitter)で累計50万以上リポストされたJamさん。自身も休めないタイプだったというJamさんに、本書にこめた想いを聞きました。

――漫画に出てくる「休めないねこ(=休めない人)」は、寝る時間も不規則になりがちで。ここでもうまく休めないことが多いようです。残業で帰りが遅いとか、スマホを見ていたとか…。

Jamさん(以下、Jam):「寝る時間が不規則でうまく休めない」というと誰かのせいのようですが、寝る時間を削っているのは自分であることが多いんです。だから、起きている時間の過ごし方によって、うまく寝られるんじゃないでしょうか。仕事が終わらないのなら早く終わる努力をするとか、深夜番組を見てしまうのなら録画するとか。寝るための心構えや準備をする感じです。私の場合は「寝る予定の時間」にアラームを掛けています。

――寝る時間にアラームを! 逆転の発想ですね。

Jam:寝る時間の1時間前に鳴るようにして、アラームが鳴ったら寝る支度をします。パソコンやスマホは、電源を切ってしまえば、電源をもう一度入れるのが面倒なので手を出せなくなるんです。トイレを済ませたり、水分補給をしたり、寝る前にやるべきことを一つずつ済ませていくことで、後でまた同じことをするのは面倒なので「寝てしまおう」という気持ちになります。やらなきゃいけないことが残っていると、気になって眠れないものなので、それを一つ一つ畳んでいくイメージでしょうか。やることが寝ることしかなくなると、割り切って眠れることが多いです。

――本書では「スマホを箱の中に入れてしまう」という方法も紹介されていましたね。

Jam:最初は、ねこちゃんのいたずら対策でしたけど、すごく効果があって、今でも続いています。ベッドに入ってからは一切スマホを見ないようになりましたね。

取材・文=吉田あき

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