眠れないときに眠ろうとするのはNG!? “パフェねこ”の著者が教える「ラクになる休み方」に驚きの連続【著者インタビュー】
公開日:2025/11/14

「何もしないと罪悪感を覚えてしまう」「定時で帰るのが気まずい」「相手に気を遣いすぎてしまう」――当てはまる人は、きっと毎日へとへとなのでは? あなたに今必要なのは「絶対に休む」「自分に親切にする」という覚悟なのかもしれません。
『ニャンだかラクになる休み方』(Jam:著、名越康文:監修/スターツ出版)は、休み下手の人たちに、気持ちの切り替え方やアイディアを教えてくれる1冊。ハッと我に返る言葉ばかりで、読み終える頃には「休めない」が「休もう」に変わっているはずです。
著者は『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)がX(旧Twitter)で累計50万以上リポストされたJamさん。自身も休めないタイプだったというJamさんに、本書にこめた想いを聞きました。
――「眠らなきゃと焦るほど眠れない」。これも、明日仕事なのに…とか、朝からやることがあるのに…とか考えている、まじめな人たちによくありそうな“あるある”です。
Jamさん(以下、Jam):「眠らなきゃ」という意識に集中しすぎて、眠らない努力をしてしまっている状態なんだと思います。そういうときって、寝なくちゃいけないと思っているだけで、体はそんなに疲れていないのかもしれません。だったら一旦起きてしまい、他のことを始めるのはどうかなと。それで体が疲れれば、自然と眠くなるものなので。
――一旦起きてしまうんですね! 考えたことがなかったです。でも、「寝ないと明日が大変」という気持ちからどうやって離れたらいいでしょうか。
Jam:私の経験になってしまうのですが、無理やり中途半端な時間を眠るより、1日くらい寝不足でも、気持ちがスッキリしているほうが、1日を健やかに過ごせるんです。ただ、2日3日と続く場合は不眠症などの心配もあるので、お医者さんに相談したほうがいいのかもしれませんが。
――体を疲れさせるために、起きて何をするのがおすすめですか?
Jam:勉強の本とか、難しい本を読むのがおすすめです。ニュースを見るのもいいと思います。私はニュースを見ていて株の話が出てくると、株をやってないし数字が多いしで、「見ているだけで疲れちゃうな~」と感じて、すごく眠くなります(笑)。「眠らなきゃ」っていう言葉から一度離れたほうが、早く眠れるような気がします。
取材・文=吉田あき
