『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』最新3巻もカロリー“ノン・ストップ”でSNS席巻の予感!
更新日:2025/11/28

漫画界に彗星のごとく現れ、最新話が更新されるたびにSNSでトレンド入りする『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』(まるよのかもめ/白泉社)。そのコミックス最新3巻が、2025年11月28日(金)にリリースされた。
『ヤングアニマルZERO』『ヤングアニマルWeb』で連載中の同作は、21歳の営業事務・望月美琴(以下:もちづきさん)が、大ボリュームかつハイカロリーな食べ物を豪快に“ドカ食い”する様子を描いたグルメ漫画だ。
Web公開直後から、インパクト抜群のもちづきさんの“喰らいっぷり”が話題を呼び、「次にくるマンガ大賞 2024」では、Webマンガ部門第8位と特別賞「冷凍食品はニチレイ賞」をダブル受賞。2025年になってもその勢いは衰えず、三洋堂書店コミックアワード「#でらコミ! 6 supported by Pontaマンガ」で大賞を獲得したほか、「次にくるマンガ大賞 2025」でもWebマンガ部門第6位に選ばれ、2年連続の受賞を果たした。
その魅力を語るうえで、食にまつわる“背徳感”は欠かせない。深夜のカップラーメンやスナック菓子、ダイエット中のジャンクフードやスイーツなど、ダメだとわかっているからこそ美味しく感じる“禁断の味”を知る人は多いだろう。
もちづきさんは、まさに現代人の欲求を抽出して凝縮したような存在だ。健康を損なうかもしれないというブレーキを踏むことなく、ただひたすらに“食欲”というアクセルを踏み続け、胃袋と脳髄を満たし尽くそうとする。そうしたドカ食いぶりは、常人には到底まねできない域に達しており、多くの読者を惹きつける最大の要因となっている。
また話数を重ねるごとに、もちづきさん以外にも“欲望に実直”なキャラクターが続々と登場する点も魅力の一つ。エナジードリンクを1日に何本も飲み干す倉橋達也、焼酎のウコン割でプラマイゼロを主張する坂崎杏奈、死神が顔を覗かせるほどスイーツを摂取してしまう大甘党の桐本耕平など、強烈な不健康エピソードが展開され、彼らの存在もまた作品の中毒性を高めている
そんな『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』のコミックス最新3巻には、寿司や牛丼、麻婆チャーハンやそうめん、カラオケ飯など、多種多様な背徳メシが満載。さらに、コミックス限定の描き下ろしエピソードも収録されており、本誌派も見逃せない内容となっている。
驚きと共感、そして時に反面教師のような感覚も味わえる『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』。最新3巻も塩分・糖分・脂分たっぷりのエピソードが並ぶため、胃もたれに備えながら、もちづきさんの豪快な食べっぷりを堪能してほしい。
