病名はステージ1の中咽頭がん… 風邪よりも症状が軽かった“喉の違和感”の怖さ【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2026/1/17

 喉の違和感から、中咽頭がんの発見に至った松本ぽんかんさん。『ママ5年目でがんなんて 手に入れた卵子と失った味覚』(松本ぽんかん/竹書房)には若さゆえの進行の早さや抗がん剤が卵子に与える影響など、たくさんの悩みと向き合ったリアルな闘病生活が描かれている。

 闘病中は味覚障害に苦しみ、一時は生きる気力をなくしたことも…。果たして、ぽんかんさんはどのように“日常“を取り戻していったのだろうか。ぽんかんさんが作品に込めた想いや闘病を経て得た気づきなどを伺った。

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※個人の体験、お話をもとにインタビューを行っています。初期症状や治療法、副作用など、詳細は医療機関等にご確認ください

――中咽頭がん発見のきっかけは“些細な喉の違和感”だったそうですが、痛みの度合いや症状は普通の風邪のような感じでしたか?

松本ぽんかんさん(以下、松本):最初は痛みが全くなく、唾を飲み込むと何か引っかかるような感じがしました。風邪の症状よりも軽い“ただの違和感”だったので、1ヶ月ぐらい経つまで病院に行きませんでした。

――病院で腫瘍があると判明し、詳しい検査結果が出るまでには5日かかったそうですね。その時は、どんなことを考えていましたか?

松本:ショックが和らぐかもしれないと思ったので、あえて、がんだと思い込むようにしていました。がんじゃなければラッキーみたいな。

――実際に検査結果が出た時は、どんなことを思いましたか。

松本:がんだと思い込むようにしていたので、「やっぱりな」と思い、あまりショックは受けませんでした。「この闘病を漫画で描こう」と、事前に覚悟を決めていたこともショックを受けないことに繋がったのだと思います。

取材・文=古川諭香

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