高校生の娘が妊娠! 本人たちは「産みたい」と言うけど、親同士は中絶に賛成で…【著者インタビュー】

マンガ

公開日:2026/1/4

 高校生の娘が妊娠…その時、あなただったらどうする?

 そんなセンセーショナルなテーマを扱った『娘を妊娠させたのは誰ですか?』(たけみゆき/KADOKAWA)。真面目な夫と優しい娘とともに平穏で幸せな日々を送るさなえ。ある日、高校生の娘・春菜の妊娠が発覚する。相手は一年前から付き合っている彼氏・航太郎だという春菜。幾度か険悪な雰囲気になりながらも、双方の親たちの間では子どもは諦める方向にまとまる。しかしその時ふたりは――。

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 若年層の妊娠について調べた上で本作を描いたという著者・たけみゆきさん。調べる中で感じたことや、どのように漫画に落とし込んでいったのか制作の裏側を聞いた。

――親同士の話し合いの場面で、航太郎のお父さんはスーツで現れますが、春菜のお父さんは襟付きのポロシャツです。服装の違いに意図はありますか?

たけみゆきさん(以下、たけ):航太郎のお父さんは学校の先生という設定なんです。本人も真面目だし、教師としての自分をすごく意識している、その立場を重んじている人。そういった意味合いでスーツにしました。

――ここで航太郎はふたりで子どもを育てたいと考えていることがわかります。

たけ:航太郎はまっすぐな正義感の持ち主なので、「子どもの命を大事にしたい」と思うだろうなと。融通の利かない、高校生らしい正義感ですよね。

――たけ先生自身が春菜の立場だった場合、産む決断をすると思いますか?

たけ:おそらく産まないと思います。自分の考えとは違う結末ですが、それも支持したいと思って描きました。

取材・文=原智香

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