小1で突然不登校になった娘。保育園の頃とは違う「行きたくない」の訴えに母親がとった行動は?【著者インタビュー】
公開日:2026/2/11

生活そのものが学びの場であった園生活に対し、小学校では授業への取り組みが生活の中心となる。急激な変化に対応するための「小学1年生」という大事な時期に、もしも“怖い先生”と出会ってしまったら――。
『娘が小1で不登校になりました 先生が怖くて学校に行けない』(ことり/KADOKAWA)は、小学校に入学してすぐ不登校になってしまった女の子と、その家族の物語だ。
入学から1週間は楽しそうに小学校へ通っていた娘・こっちゃん。しかし3週間目に入ると、言葉にならないうめき声を発するようになる。
母親のことりさんはさまざまな工夫を凝らし、娘が少しでも前向きな気持ちで学校へ行けるよう奔走するが…。ついに心が限界を迎えたこっちゃんは、「いぎだぐない」と泣き叫んでしまう。
娘が学校へ行きたくないと訴え始めた当時の思い出や、小学校入学を控えるお子さんを持つ保護者へのアドバイスを、著者のことりさんに伺った。
――小学1年生の1学期、お子さんがまだ慣れない小学校へ行きたがらない事態はどの家庭にも起こり得ることです。娘さんの口から「学校に行きたくない」と言われた時、率直にどう感じましたか?
ことりさん(以下、ことり):正直なところ、面倒でただサボりたいだけなのでは、と思っていました。私自身もそうだったので…。でも決めつけてはいけないと思い、しっかり話を聞くことにしました。
――娘さんはもともと、真面目でちょっと不安症だそうですね。保育園ではよく褒められていたそうですが、保育園に行きたがらない時もあったのでしょうか?
ことり:ありました。でもそれは「行くのが嫌」というより、「疲れたから行きたくない」という雰囲気でした。よく褒められていたのは、親が思うより園で頑張っていたからだと思います。
――お子さんが入学直後に不登校を経験され、つらくて大変だったと思います。保護者としてそこから得たものがあるとしたら、どんなことでしょうか。
ことり:迷った時は自分にとって後悔のないようにすること。それが今回得られた学びと言えるかもしれません。
娘がどんな気持ちでいるのかずっと考えていたし、毎日娘と話し合いながら、転校やホームスクーリングも含めて最善の道を模索してきました。たとえそれが間違っていたとしても、親としてできる限りのことはやったと言い切れます。
――いま改めて、本作をどんな方に届けたいですか?
ことり:保護者のみなさんを不安にさせたいわけではないので難しいところではありますが、リアルタイムで同じような悩みを抱えている方の力になれたらと思っています。
取材・文=吉田あき
