小学校への行き渋りが増えた娘。保護者が学校での様子を知るために有効な手段は?【著者インタビュー】
公開日:2026/2/15

生活そのものが学びの場であった園生活に対し、小学校では授業への取り組みが生活の中心となる。急激な変化に対応するための「小学1年生」という大事な時期に、もしも“怖い先生”と出会ってしまったら――。
『娘が小1で不登校になりました 先生が怖くて学校に行けない』(ことり/KADOKAWA)は、小学校に入学してすぐ不登校になってしまった女の子と、その家族の物語だ。
入学から1週間は楽しそうに小学校へ通っていた娘・こっちゃん。しかし3週間目に入ると、言葉にならないうめき声を発するようになる。
母親のことりさんはさまざまな工夫を凝らし、娘が少しでも前向きな気持ちで学校へ行けるよう奔走するが…。ついに心が限界を迎えたこっちゃんは、「いぎだぐない」と泣き叫んでしまう。
娘が学校へ行きたくないと訴え始めた当時の思い出や、小学校入学を控えるお子さんを持つ保護者へのアドバイスを、著者のことりさんに伺った。
――保育園では送迎などで先生とお話しすることができますが、小学校ではそういう機会がガクンと減ります。入学当初、お子さんの学校での様子を知るためにしていたことはありますか?
ことりさん(以下、ことり):毎日娘から話を聞くのはもちろんですが、行き渋りが多かったため、先生とも月2回ほど電話でお話しさせてもらいました。学童のお迎えでも、娘と一緒にいる子どもたちと5分~10分くらい会話をしたり。そこに学童の先生も混ざって色々話してくださったので、学童での様子も知ることができました。
――ことりさんから担任の先生宛に電話をすることもありましたか?
ことり:電話で話すのは先生から連絡があった時だけにしていました。娘の学校の先生の就業時間は、15時45分まで。5時間目まで授業をして、さらに会議などをするわけですから、保護者と話している時間はなさそうですよね。
――電話以外の方法で問題が解決したこともあったのでしょうか。
ことり:連絡帳で相談したことはありました。娘の席が後列になった時、クラスが騒がしいと先生の声が聞こえなかったようで…。娘は先生の話が全部聞けないと不安になるタイプのため、連絡帳で相談したところ、席を前列に変えていただき娘も喜んでいました。
他の子は声が聞こえない時にもう一度聞いていたようですが、娘は先生に対して遠慮してしまったり恐怖心もあったりして、聞き返すことができなかったようです。
――担任の先生の連絡帳での対応はどうでしたか?
ことり:毎回丁寧に返答してくださいました。大人同士としては問題なくお付き合いできる方だったと思います。
取材・文=吉田あき
