人にあげた物をすぐに忘れる義母。年末に遊びに来た義母が、持ち帰った物は?/義母ダンジョンにハマっています。
更新日:2022/7/20
お金や子どものこと…結婚するといろんな悩みはあるけど、一番気になるのは夫の母”義母”との関係性。
今回ご紹介するのは、強烈な義母を持つ著者の秋山さんが繰り広げる、義母との“闘い”エピソードを書籍化した『義母ダンジョンにハマっています。』。義母に振り回されながらも奮闘する妻の日常を、辛口かつコミカルに綴ります。
息子をこよなく愛する義母の“トンデモ”エピソードが炸裂! 前回大好評だった『義母ダンジョンにハマっています。』を、再掲載します。
自分で言ったことや人にあげた物をすぐに忘れる義母。年末、我が家に来て、見覚えのあるものを持ち帰る!
※本作品は秋山著の書籍『義母ダンジョンにハマっています。』から一部抜粋・編集しました
※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。


東京もん
義父母は都会生まれの都会育ちのため田舎をよく知らない。
そんな2人が初めて私の実家に来る機会があった。
私の実家は自然豊かな場所にあり、電車も1時間に1本しか来ない。
最寄り駅に着く10分前に連絡をください、と伝えると
「いいのよ、駅前でお茶を飲んでからタクシーで向かうわ」と
言われたことがある。
田舎の駅前にカフェなどない。
タクシーも電話で配車をしないと捕まらない。
当日車で迎えに行ってみると、
トトロのバス停みたいなところで
赤とんぼを指差している2人を発見した。

【ダンジョン後日談】
その日は我が家に宿泊した義父母。「夜中ずーっとウシガエルが鳴いていて眠れなかった。よく田舎の人はあの騒音の中で眠れるわね」と驚いていました。田舎だとあれがオルゴールなんですけどね。