「お前も悪霊か」鎮守の社へ逃げた女を追う謎の男。あおを見るなり両手で印を結び始め…/あおのたつき⑥
更新日:2022/12/22
安達智著の人気コミック『あおのたつき』1巻から選り抜き全6回連載でお届けします! 今回は第6回です。情念渦巻く江戸最大の遊郭・新吉原。九郎助稲荷のその奥に、強く霊験のご利益を求める者のみが辿り着く「鎮守の社」があるという。訪れるのは、浮世で悲しみや苦悩を背負ったものばかり。その社に迷い込んだ売れっ子遊女のあおは、「鎮守の社」の宮司・楽丸、鎮守神である命婦薄神(みょうぶうすいのかみ)とともに、迷える魂のわだかまりを紐解き、導いていく。あおが杜の落ち葉を集め火をつけようとすると、急に女が現れる。追手の男は悪霊を追って杜まで来たと語り、あおを見るなり警戒しお祓いを始める…。
※同著者による新刊『あおのたつき』7巻(安達智/コアミックス)、『丁寧な暮らしをする餓鬼【参】』(塵芥居士/KADOKAWA)12月20日(火)同時発売!
この記事には不快感を伴う描写が含まれます。ご了承の上、お読みください。
