著：三森みさ、監修：今成知美、松本俊彦のコミック『母のお酒をやめさせたい』から厳選して全9回連載でお届けします。今回は第2回です。最初は軽い気持ちで始めたものが、いつの間にかのめり込み自分自身でコントロールできず、やめられなくなる。アルコール、ギャンブルなどの依存症は、誰でもなる可能性があります。本人の意思だけでは回復できない依存症という困難、家族や子どもたちの葛藤と絶望…。自身も様々な依存症で苦しんだ経験を持つ著者の三森みささんが、子どもの視点から描く子どもたちの悲痛な叫びとは――。啓発マンガの枠を凌駕する、感動を呼ぶ渾身の作品です。パチンコで借金をしていたことが判明したお父さん。お母さんやお婆ちゃんから怒られる父を見ると、ぼくもつらい…。その場の空気を変えるため、ぼくはいつも明るく振舞う。