「魔法中年といえど、ぎっくり腰には勝てない」全ての社畜に捧げるマジカル中年無双譚『魔法中年』最新2巻ではおっさんが大ピンチに!?
公開日:2023/1/11

社会の陰で奮闘する全てのおじさんと中間管理職に捧げる、マジカル社畜無双ストーリー『魔法中年』(原作:魔木、作画:灰刃ねむみ/白泉社)。そのコミックス最新2巻が、2022年12月27日に発売された。Twitterで大バズリした話題作の内容とは――。
第1話がTwitter上で公開されるや否や、数万件以上の“いいね”を獲得し、瞬く間に話題となった同作。その人気が功を奏して、2022年3月発売の『ヤングアニマル』6号から連載が始まることに。同年8月にコミックス1巻が発売されると、ネット上で「魔法少女モノにも、まだ新規開拓の余地があったんだな」「最後の『今日も残業しちゃったよ』の強キャラ感よ…」「魔法少女モノはたくさんあれど、そう来たかー!!って感じ」などと大きな注目を集めていた。
魔法中年 第1話(1/6) pic.twitter.com/wdDPOmiogW
— 魔法中年 (@Manga_archiveM) March 24, 2022
物語の主人公は可愛らしい魔法少女ではなく、少女じゃ手に負えない強敵を処理する“中年のおっさん”。この世界では魔法少女が魔女を打ち倒す光景が日常に浸透しており、彼女らにかかれば魔女など敵ではなくなっていた。
むしろ本当に恐ろしいのは、魔女から生まれる「使い魔」。魔女の死後、生き残った使い魔は怨念によって凶暴化し、もはや魔法少女では倒せないレベルに。そんな使い魔を裏で殲滅する魔法の使い手こそ「魔法中年」であった。
これまで圧倒的な力を駆使し、さまざまな使い魔を倒してきた“魔法中年”こと田中さんだが、今回発売されたコミックス2巻では、物語冒頭からぎっくり腰になってしまう。とはいえ、今日は新人さんとの初仕事。老化の使い魔を前に「でも研修だから…」とトドメをさせずにいるものの、肝心の新人さんは一向に現れない。おまけに使い魔の呪いによって腰の痛みは悪化するばかりで、まさかの絶体絶命…。果たして魔法中年の運命や如何に!?
早くも読者からはさまざまな反響が相次いでいるようで、SNS上には「やっぱり魔法中年といえど、ぎっくり腰には勝てないのねwww」「魔法中年の天敵は“魔女の一撃”だったか(笑)」といったツッコミの声が続出。中には「なんかシリアスな雰囲気になってきた…?」「シュールなギャグ漫画と両立できるのかな?」との声もちらほら上がっている。
魔法中年単行本2巻発売中でございます?https://t.co/AgMcC7qoZg
1巻kindle版も半額くらいになっております。
画像は雑誌に掲載されたカラーのやつらです。 pic.twitter.com/5gB8R7vala— 灰刃ねむみ『魔法中年②』12/27 (@haibanemumi) January 5, 2023
残業、マルチタスク、上司との板挟み…。全ての社畜に捧げるマジカル中年無双譚。気になる物語の内容は、ぜひ本編で確認してみよう。