不死の呪いを持つ少女と、触れるものが皆死ぬ呪いを持つ王子の物語が堂々完結! 8巻・9巻が同日発売&著者の新作連載も

マンガ

公開日:2023/3/9

呪い子の召使い
呪い子の召使い』8巻(柴宮幸/白泉社)

 柴宮幸氏の手掛ける人気マンガ『呪い子の召使い』(柴宮幸/白泉社)のコミックス8巻と最終9巻が、2023年2月20日に発売された。およそ2年半にわたって描かれた物語の結末に、早くも読者から「素敵な作品でした!」などの歓喜の声が寄せられている。

 同作の舞台は特異な力を持つ“呪い子”が存在する世界。主人公・レネは不死の呪いを持っているのだが、その呪いゆえに気味悪がられ、仕事をクビになってしまう。ある日レネは、王子・アルベールの召使いにスカウトされるが、彼は触れる者が皆死ぬという“毒の呪い”のせいで幽閉されていた。最初はレネを拒絶していたアルベールも、いつしか献身的なレネに徐々に心を開き始めることに。しかし呪い子の存在を疎ましく思っている者も多いようで、2人はさまざまな騒動に巻き込まれていく――。

 気になる最新8巻でレネは、父・ダンの遺した日記を手にする。これまで知らなかった父親のことを知る楽しみと少しの不安を覚えながら、アルベールと一緒に日記のページをめくっていく…。日記に記されていたのはダンと、呪い子の友人・ルカとの旅の記録だった。

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 そして完結編となる9巻では、レネが謎の男に連れ去られてしまう。謎の男はレネに、ダンとの“ある過去”を見せつけるが、その内容とは…。離れ離れになってしまったレネとアルベールの運命は果たして――!?

呪い子の召使い』9巻(柴宮幸/白泉社)

 次々と畳みかける怒涛の展開に、これまで作品を追い続けてきた読者からは「ハピエンでよかった! でも終わってしまってさみしい」「鈍感なレネちゃんが恋を自覚した瞬間すっごい一途になっていったのが可愛すぎて頭を抱えてしまった…」「アルベールとレネが幸せそうで何より! とても素敵な作品だった」「幸せな終わり方でした! 1巻からずっと追いかけていました。このマンガに出会えてよかったです」などの感想が数多く寄せられている。

 ちなみに現在『花とゆめ』で柴宮幸氏は、新作『風呼びのマカナ』の集中連載を開始。“風の民”と“風呼び”が織り成すファンタジーロマンスで、『花とゆめ』6号から連載が始まり、3月20日(月)発売の同誌8号で最終回を迎える。

『花とゆめ』6号(白泉社)

『呪い子の召使い』の8・9巻と共に、柴宮幸氏の新作もお見逃しなく!