魔都・上海でアヘンを巡り人生が狂う者たち。異国の裏社会を描く500ページ超えの大作『上海灯蛾』

レビュー

『上海灯蛾』(上田早夕里/双葉社) 「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言われるが、このあいだお正月だったと思ったら、もう3月。月日の早さに心がザワついてしまうときは、あえて「エンタメ大作」に没入して別の…

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