【女性同士の友情マンガ5選】性格や立場、年齢が違っても仲良くなれるヒントが詰まった人気作たち
公開日:2023/3/31
時代が変わろうが、自分の身の回りの環境が変わろうが、友情という存在は普遍的かつ、何物にも代えがたい感情なのではないだろうか。一方で、友達との関わり方が悩みのタネになってしまうこともあるのだから、厄介な存在だともいえる本記事では、友達との円滑な付き合い方のヒントが詰まった「女性同士の友情マンガ」をテーマに、5つのマンガをセレクトした。
- このまとめ記事の目次
- ・今夜すきやきだよ
- ・ご飯にする?お風呂にする?
- ・メンタル強め美女白川さん1
- ・作りたい女と食べたい女
- ・はなものがたり
性格も考え方も違うふたり、本当の幸せを考えるキッカケにも

連続ドラマにもなった本作は、仕事は好きだけど家事が苦手なあいこと、家事は得意だけど恋愛感情がわからないともこの、ふたり暮らしを描いた作品。
正反対な性格のふたりだが、何故か一緒にいると心地いい。時にぶつかり合いながらも、互いを少しずつ理解していく描写は思わず引き込まれてしまう。
結婚して家庭に入るのが女性の幸せなのか。恋愛をしなければ女性ではないのか。さまざまな形がある時代に、本当の幸せとはいったいなんなのだろうと考えさせてくれる作品だ。
立場は違えど友情は変わらない、上司と部下の密会を描いた作品
最年少で課長に昇進した美冬と、それに憧れる部下の小夏の夜の密会は、ただ美味しい料理を食べて温泉に浸かるだけ。ふたりだけで共有する時間は、心を安らかにしてくれる――。
ふたりの少し特別な日常を描いた本作。お互いに悩みを抱えつつも、その度に励まし合う様子は友情の素晴らしさを感じさせてくれる。
そして、立場も人柄も違うふたりは何故こんなに仲良しなのか。友情というのは、意外とそういうものかもしれないと思わせてくれる作品だ。
外見だけじゃ決まらない。心の美しい人と仲良くなれるマインドがここにはある

本作は、美人で人一倍メンタルが強い白川さんが、自己肯定感を高めるマインドや自己実現をする為の行動力に多くの反響を呼んだコミックエッセイ。
1巻では、自信がなくネガティブな町田さんや、見た目のコンプレックスから自分を好きになれない朝比奈さん達と白川さんの日常が描かれている。
自己肯定感の高い白川さんと、自己肯定感の低い彼女達はどんな関係を築くのか。前向きになれない人ほど、手に取って読んでほしい一冊だ。
マイノリティーなふたりを、綿密に描写したマンガ

NHKでドラマ化もされた話題のマンガ『作りたい女と食べたい女』は、料理をたくさん作りたい願望がある野本さんと、いっぱい食べたい春日さんの日常を描いた作品。
女性は誰かの為に料理を作るもの。女性は少食なのが当たり前。凝り固まった常識とは真逆のふたりを、より肯定的に描写している。
繊細な料理の絵に目を奪われるのはもちろんのこと、ふたりの間に流れる不思議な感情や、女性ならではの悩みを手を取り合って解決する姿は、読者を幸せにしてくれるはず。
歳を重ねることをポジティブに捉えさせてくれる物語

長年連れ添った夫を亡くした、はな代は、自分のことより家族のことを優先してきた人生だった。
独り身になり、これからの人生をどうしようかと考えていたときに声を掛けてきたのは、化粧品専門店を営む芳子。もうおばあちゃんだからと、どこかメイクに対して後ろめたさがあったはな代だったが、芳子の勧めで化粧をしてもらうことになり――。
おばあちゃんになってから出会い、メイクを通して変わっていくはな代の姿は必見。こんな素敵な出会いがあるなら歳をとるのだって悪くない。そう思わせてくれるストーリーだ。