物語の世界に没入する幸せを――田中芳樹氏や恒川光太郎氏など、錚々たる作家たちが「幸せな読書」と称賛する、大型ファンタジー小説が誕生!

レビュー

『レーエンデ国物語』(多崎礼/講談社) 人は、何もかもを手にすることはできない。どんなに努力しても零れ落ちてしまうものはあるし、大義のために名もなき人を傷つけ、蔑ろにしてしまうこともある。わかったうえ…

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