第1回「海が走るエンドロール」/鈴原希実のネガティブな性格がちょっとだけ明るくなる本
更新日:2024/10/21
そして私はこのシーンを読んでいて、学生時代のとある出来事を思い出しました。
中学の頃、ある教科の宿題を1週間くらい出さなかった生徒が私のクラスに何人かいたんです。
ある日、ついにその教科の先生の堪忍袋の緒が切れまして、その日の授業は大お説教回になったのですが。
そこでその先生はこんなことを言ったんです。
「中学生で人格形成は終わる。君たち中学生でそれなら一生そのままだよ。本当にいいの?」と。
私はちゃんと宿題を提出していたので、そんなにこの言葉を間に受ける必要はなかったのですが、なぜか当時の私にはものすごく刺さりました。
この笑顔ひとつ作れないネガティブで暗い性格は、もしかしたら一生治らないかもしれない。
と凄く恐怖を感じたのを今でも覚えています。
この瞬間に、私の中でもうネガティブな自分を変えられないかもしれないという呪いのようなものが生まれました。
でも結果的に、ひょんなことから芸能界に足を踏み入れることになりまして。
泣きながら無理矢理ながらも、毎日笑顔の練習や大きな声を出す練習をしていたら、少しは明るくなれたんです。
その時一番に思ったのが
全然変われるじゃん。年齢とか関係ないじゃん。
ということ。
多分その教科の先生はそんなつもりなかったと思うのですが、そういった言葉の呪縛って怖いですよね。
でもその言葉の呪縛は無事に解けました。
正直なところ、ずっとこの先付き纏うんじゃないかと思ってたんです。
でも解けました。
きっと人は変わろうと思った瞬間に、いつだって変わり始めることができるんだと思います。
それに遅いも早いもなくて。
変わりたい、やってみたい。その瞬間や衝動を大切にしていけば、素敵な未来が待っているのではないかなと思います。
皆さんも一歩踏み出して、船を出してみてはいかがでしょうか?
