【スペシャルトーク】GENERATIONS・片寄涼太×THE RAMPAGE・RIKU×FANTASTICS・木村慧人×PSYCHIC FEVER・WEESAが『小説 BATTLE OF TOKYO vol.5』の魅力を語りつくす!【後半】
公開日:2023/7/16
6月13日、次世代エンタテインメントプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」の原作小説最新巻である『BATTLE OF TOKYO vol.5』(月島総記:著/角川文庫)が、株式会社KADOKAWAより発売された。7月19日には新アルバムが発売、7月10~14日には新MVが公開。さらに7月21日からは通算3度目となるライブ「BATTLE OF TOKYO 〜CODE OF Jr.EXILE〜」も開催が予定されるなど、プロジェクトはこれまでにない盛り上がりを見せている。
「BATTLE OF TOKYO」の物語で自身が考案したキャラクターが活躍する、GENERATIONSの片寄涼太さん(≒シャーロック/MAD JESTERS)・THE RAMPAGEのRIKUさん(≒ベイリー/ROWDY SHOGUN)・FANTASTICSの木村慧人さん(≒ケイン/Astro9)、PSYCHIC FEVERのWEESAさん(≒マリク/DUNG BEAT POSSE)に、原作小説最新巻の感想を語り合っていただいた。
■「BATTLE OF TOKYO」とは?
Jr.EXILE世代と呼ばれるLDH所属の5グループのメンバーが、別名を持ちキャラクター化して、「超東京」なる別世界で闘いを繰り広げる次世代エンタテインメントプロジェクト。原作小説をはじめ、楽曲、MV、アニメーションと、幅広いメディアミックス展開が注目される。
GENERATIONSは「コピー(複製)」のスキル(異能)を持つ怪盗団・MAD JESTERSに。THE RAMPAGEは「プロテクト(守護)」のスキルを使う用心棒組織・ROWDY SHOGUNに。FANTASTICSは「コンバージョン(変換)」の異能を持つトラブルシューター集団・Astro9に。BALLISTIK BOYZは「スキャニング(解析)」のスキルを持つハッカーチーム・JIGGY BOYSに。さらに第一部完結篇となるvol.5には、PSYCHIC FEVERが「マージ(合成)」の異能を駆使する闇の武器商社・DUNG BEAT POSSEとして初参戦し、話題を集めている。

MVでは小説のシーンが見事に再現
ライブの中に今後の「伏線」がある!?
──NEW ALBUM『BATTLE OF TOKYO CODE OF Jr.EXILE』は7月19日(水)にリリース。新曲のMVは、7月10~14日に公開されると伺っています。どんな曲に仕上がっていますか?
片寄 「BATTLE OF TOKYO」のチーム、それぞれの個性に合った曲になっていましたね。MAD JESTERS(≒GENERATIONS)はトリッキーさがありスピード感あふれた楽曲で、歌詞の内容もかなり小説のストーリーと紐づいています。MVではシャーロックと、MAD JESTERSの6人の別れを予感させるようなシーンも入ってきていたりして……。その辺りは、vol.5の小説を読んでいただけると伝わりやすいのかなと思います。
RIKU ROWDY SHOGUN(≒THE RAMPAGE)は、バラバラな生い立ちのメンバーが出会って、倒すためではなく守るために戦う、という目的で一つのチームになった。そういった背景であるとかROWDYとしての意思が、曲もそうだしMVでも表現されているんです。とにかくかっこいい曲で、ボーカルも爆踊りしていますので、期待してください。

木村 今回のAstro9(≒FANTASTICS)の曲は、「闇落ち」が裏テーマなんです。前回までの楽曲の印象とはちょっと違う、ダークな感じが入り込んでいます。
RIKU 前回まであんなにキラキラしてたのに!?
木村 そうなんです(笑)。でも、曲自体は乗りやすくて、過去イチ踊ってるんじゃないかなというくらいのダンサブルな作りになっています。
WEESA DUNG BEAT POSSE(≒PSYCHIC FEVER)は、BOTのイメージ通りのアップテンポでテンションが上がるような楽曲になっています。現実の僕たちもテンションが高めというか、やんちゃなんです。その辺りが楽曲に反映されているのかな、と。MVではDUNG BEAT POSSEの武器商人としての仕事ぶりだったり、かっこいい戦闘シーンも入ってくるので、最高の自己紹介になっていると思いました。
──通算3度目となるライブ「BATTLE OF TOKYO 〜CODE OF Jr.EXILE〜」は、7月21日(金)&22日(土)&23日(日)にさいたまスーパーアリーナで、7月29日(土)&30日(日)に京セラドーム大阪で開催されます。前回のライブでDUNG BEAT POSSEがお披露目されたように、もしかしたら小説にはまだ書かれていない本プロジェクトの「未来」が分かるのかも……?
片寄 どうなんでしょうね。僕らもまだライブの全貌がどうなるかは分かっていないんです、と言っておきます(笑)。
RIKU 小説を読んでからライブに来ると、より面白いんじゃないかなと思いますね。ライブを見ながら、「あっ、小説に出てきたあの場面だ!」みたいな。
片寄 新曲のMVがそうだったんですよ。小説の中で印象的だったシーンががっつり映像として再現されているし、キャラクター同士の関係が小説の内容とリンクしている。
木村 ぜひ今度のライブや新しいMVと小説の内容を、照らし合わせてみてほしいです。そんな楽しみ方ができるエンタテインメントって、他にはないんじゃないかと思うんです。

──既刊5冊、読むなら今、という感じですね。
片寄 ドラマとか漫画でも、「完結してから見る」という人は結構多いじゃないですか。小説はvol.5で第一部が完結しましたから、一気読みするにはベストなタイミングだと思う。
木村 読み返すのも面白いですよね。僕自身、vol.5が出た時に読み返したら「ここも伏線だったんだ!」という発見がいっぱいあったんですよ。
WEESA ありました! 「BATTLE OF TOKYO」って自分で謎を解いたり、前までは気づかなかった伏線を発見したりする楽しみがありますよね。
RIKU 僕の希望としては……小説、vol.30ぐらいまで続けてほしいです!
片寄 その時自分たちは何歳になってるんだろう?(笑)
木村 5年前に「IUS』という大嵐が発生して、以前までの東京がほとんど壊されてしまった時に、シャーロックのお父さんやAstro9の団長を含む4人の「四賢人」が世界を救った、というエピソードがvol.5で出てきたじゃないですか。そこが僕はすごく気になりました。これから過去編に入っていく可能性もあるんじゃないかな、とか。
片寄 たぶん、vol.5まで来てようやく「BATTLE OF TOKYO」のベースとなる部分を見せ切った、ぐらいの感じじゃないかな? 実はこの先からが、本当のスタートなのかもしれない。
WEESA vol.5の終わり方、モヤモヤしませんでしたか? 特にシャーロックなんて……。
片寄 めちゃくちゃモヤモヤしてるよ!(笑) この先どうなるのか、僕だけでも教えてほしい!
片寄さんがどうしてそういう気持ちになったのかは、vol.5を読んでのお楽しみ。シーズン2はどうなるか? 既刊5巻を読み返しつつ、MVをチェックしライブにも足を運んで、想像を膨らませたい。
(取材・文=吉田大助 撮影=川口宗道)
■BATTLE OF TOKYO公式サイト
https://battleoftokyo.jp/
■BATTLE OF TOKYO公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCCAFzScnTAKPEubuXEoFItg