死者の声を真似る化け物と、ダムに佇む巨大な黒い影。ふたつの怪異の関係は？／領怪神犯2⑥

更新日：2023/11/30

『領怪神犯2』（足鷹高也：著、木古おうみ：原著/KADOKAWA）第6回【全7回】

神々が引き起こす不可思議で不条理な事象を「領怪神犯」と呼ぶ――。善とも悪とも言いようがない超常現象を調査する公的組織「領怪神犯特別調査課」所属の主人公・片岸。同課の後輩・宮木と行くはずだったダムの調査に同行したのは、片岸が最も苦手な「上司であり義理の兄」の六原だった。ダムの底に佇む黒い巨人と、声真似で人を誘き寄せる化け物との因果関係とは…？ダムの底の巨人、因果応報の神…理解不能な超常現象はますます加速していく。11月25日発売の『領怪神犯』最新2巻より、ダムに沈んだ村の物語をお届けします。

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