U-NEXTの「毎日無料」でマンガを使い倒す! アプリひとつで原作とアニメが両方楽しめる
更新日:2024/8/30
U-NEXTといえば、数々の映像作品を楽しめるサブスクリプションサービスとして、広く認知されています。しかし、映像作品を見るだけではもったいないです。じつは、配信数が100万冊以上の電子書籍サービス「ブック」も充実しています。
閲覧可能な電子書籍は様々で「無料マンガ」や「雑誌読み放題」、サービス内で利用可能なポイント(1ポイント=1円)で購入できる「ストア」では、マンガも書籍も楽しめます。なかでも、本稿で注目したいのは「無料マンガ」です。話題の最新作から根強い人気の名作まで、U-NEXTのアプリにある「ブック」をタップすれば、誰でも手軽に楽しめます!

■使わなければもったいない「毎日無料」マンガ!
U-NEXTでは、「毎日無料」でマンガを読むことができます。2023年7月にスタートしたこのサービスは、月額プラン会員でなくとも利用できるのがうれしいです。なお、月額プラン加入の際は、月額2189円(税込)で見放題作品の視聴、雑誌読み放題サービスが利用でき、毎月1日更新の1200ポイントも付与されます(2024年7月現在)。
本記事で紹介する「毎日無料」のサービスは、マンガを無料で読める「毎日無料」と「毎日無料+」の2種類に分かれます。前者の「毎日無料」対象作品は毎日12時に権利が更新され、各作品で1日1話を無料で読めます。ただ、1日に“1話分しか読めない”のではなく、対象作品すべてに利用できるので、次から次に“この作品も、あっちの作品も…”と、試し読みできるのが便利です。
そして、さらにうれしいのは後者の「毎日無料+」です。対象作品は毎日6時と18時に権利が更新され、各時間帯で6話分が無料で読めるようになります。前者の「毎日無料」と上手に組み合わせれば、通算13話分を無料で読めるんです。

実際、いざ読みはじめると対象作品へ次から次へと手をのばしてしまい…。まだ見ぬ作品を発掘したり、思い出の作品を懐かしがったりしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。ただ、なぜこのようなサービスが生まれたのでしょうか。「サービス開始から1年、好評をいただいています」と話すのは、株式会社U-NEXTの國原萌己さんです。
「U-NEXTではやはり『ビデオ』を連想される方が多く、マンガなどを読める『ブック』のサービスを浸透させるため、競合他社との差別化も視野に『無料マンガ』を導入しました。20~30代のユーザー層を中心に、ご利用いただいています」(國原)
マンガファンにとっては、うれしい「毎日無料」のサービス。これまで知らなかった作品と出会える大きなきっかけにもなります。
■原作とアニメを手元のアプリで比較できる楽しさも
アプリひとつで、映像作品も電子書籍も楽しめるのはU-NEXTならではの特徴です。マンガファンに限らず、アニメファンにとっては原作と比較しやすいのもうれしいポイントです。
アニメ化された作品ではふと“原作がどのように表現されているのか”と、気になるときもあります。迫力のあるシーンをアニメで観て、原作を読み返したくなるときも。記憶が薄れつつあり“ここ、マンガではどう描かれていたかな”と思い浮かんだときも、すぐに確認できます。
U-NEXTのアプリ上では、画面下の「ビデオ」と「ブック」をタップすれば、サービス間の移動も簡単。月額プラン対象の映像作品では「アニメ見放題作品数No.1」(GEM Partners調べ/2024年6月時点)を掲げるほどの豊富な作品数も魅力で、未体験の人向けには「31日間 無料トライアル」もあります。
U-NEXTのアプリで実際に「原作を見てアニメ作品を楽しむ方とその逆で楽しむ方が、双方いらっしゃいます」と話すのは、株式会社U-NEXTの崎山晶代さんです。
手元のスマホであらゆる楽しみ方ができる、いわば「オールインワンエンターテインメント」はU-NEXTならでは。日々、ユーザビリティを考慮して改善を図りながら「目当ての作品を見つけやすいように『メディア化作品』などのコーナーを頻繁に更新し、ユーザーの傾向に沿ったレコメンド機能など、充実した環境を提供できるように努めています」といいます。
マンガだけではなく、2024年5月には月額会員向けに約1300冊(2024年7月現在)の児童書が読み放題の「キッズ読み放題」のサービスもスタートしました。

2020年頃から注力しているという「オリジナルIP」の開発では、2022年に発表された芥川賞作家の藤野千夜さんによる長編小説『団地のふたり』のドラマ化が決定、2022年11月にはオリジナルコミックレーベル「U-NEXT Comic」が立ち上がり、その中の作品で『五十嵐夫妻は偽装他人』(海石ともえ著)のドラマ化も決定しています。また2023年10月には、『東京で、こじらせ愛。』をはじめ縦スクロールマンガの提供もスタートしました。

日々変化するニーズへと答える、サブスクリプションのサービスにはゴールがありません。「ビデオ」と「ブック」の2つを柱とするU-NEXTの進化からは、目が離せません。
文=カネコシュウヘイ