鬼婆の部屋から怪しい音が!? お坊さんが恐る恐る扉を開けると…大量のねこが!【鬼婆とねこ】/ねこむかしばなし⑲

マンガ

公開日:2024/12/29

ねこむかしばなし

元となったむかしばなし
番町皿屋敷

江戸時代に菊という女がいました。
ある日、菊は屋敷の主人の大切な皿を割ってしまいます。怒った主人は菊の中指を切り落とし、牢屋に閉じ込めました。
牢屋から抜け出した菊は苦しさから逃れるため、井戸に身を投げます。
するとその日から、生まれた子どもの中指がなかったり、井戸から「1枚…2枚…、9枚…1枚足りない…」と永遠に皿を数える女性の声が聞こえたりと怪奇現象が起き始めます。それを聞いた高名なお坊さんが屋敷を訪れました。そしてその井戸に近づくと「1枚…2枚…」と声が聞こえ始めます。「9枚…」と聞こえた時、お坊さんが「10枚!」と言うと、声の主である菊は「よかった…」と安心し、そのまま成仏しました。

<第19回に続く>

本作品をAmazon(電子)で読む >

本作品をRenta!で読む >

本作品をebookjapanで読む >

本作品をBOOK☆WALKERで読む >

あわせて読みたい