ドロドロで愛憎入り乱れる『カラマーゾフの兄弟』の長男がバカすぎて笑える場面を考察してみた/斉藤紳士のガチ文学レビュー⑳

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『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー/新潮社) 世の中には二種類の人間がいる。 「カラマーゾフの兄弟」を読破したことがある人と、読破したことがない人だ。 あの村上春樹にこう言わしめたほどの名作、それ…

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