シリーズ累計発行部数120万部を突破した話題作『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士（ペット）として暮らしてます』』（以下：ベヒ猫）。同作のコミックス最新12巻が、2024年12月26日（木）に発売される。

　また、同じ原作者が手掛ける『妖刀に魅入られしスケルトン　～迷宮を支配し、無敵の軍勢を率いる《最強》の剣魔王～』のコミックス最新6巻、『《最強ステータス》を引き継いで人間に転生した聖獣ベヒーモス、勇者の婚約者（お姫様）をうっかり寝取ってしまう』のコミックス最新1巻も同日にリリース予定だ。

『ベヒ猫』は、WEB小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されていた作品を原作としたファンタジー。2018年に書籍化およびコミカライズの連載がスタートしており、2025年1月4日（土）からはテレビアニメ版の放送も控えている注目作品だ。

　物語の主人公・タマは、アリアという冒険者のもとで暮らす猫のような生き物。ダンジョンで命尽きかけていたところを彼女に拾われて以来、ペットとして飼われている。なんとも愛くるしい見た目のタマだが、その正体は騎士から転生した「ベヒーモス」の幼体。この世界における災害級のSランクモンスターなのだが、アリアは仔猫だと勘違いしているのだ。

　それでもタマは、アリアへ恩を返すべく彼女を守る騎士として生きていくことを決意。ペット兼護衛としてダンジョン探索に同行し、「ベヒーモス」としての能力を振るっていく――。

　もともと持ち合わせている豊富なマナと、捕食したモンスターのスキルを吸収して自らのものにする固有能力「スキル喰奪」を駆使し、騎士としての責務をまっとうするタマ。そんな彼の活躍ぶりが楽しめる一方で、読者のお楽しみにとなっているのがタマを愛でるアリアだ。

　豊満なボディを持つアリアはタマを胸に乗せたり、谷間に挟んでみせたりと過剰な愛情を注ぎ込んでいく。実を言うとその背景には、彼女が抱く“密かな欲望”が関係しているのだが……。テレビアニメ化に際しても、アリアによる愛撫がどれだけ再現されるのかを楽しみにしているファンは多いようだ。

　そんな同作のコミックス最新12巻では、封印の迷宮にて七大魔王・ベルフェゴールとの激しい戦いが繰り広げられていく。過去よりもさらに力を増している魔王に対し、一行はどのように立ち向かっていくのか――。

　一方、同日にコミックス最新6巻が発売される『妖刀に魅入られしスケルトン　～迷宮を支配し、無敵の軍勢を率いる《最強》の剣魔王～』は、最下級モンスターであるスケルトン・鞘（サヤ）と“自我を持つ”最強の妖刀「闇時雨（ヤミシグレ）」を巡る物語。今巻では、不死者ノ王が一柱・ドラキュリアとの戦いがついに決着する。さらに、サヤが新たなスキルと称号を手に……!?

　また両作と併せて、『ベヒ猫』のスピンオフ的作品『《最強ステータス》を引き継いで人間に転生した聖獣ベヒーモス、勇者の婚約者（お姫様）をうっかり寝取ってしまう』の記念すべきコミックス最新1巻も発売。人間に転生した元ベヒーモスのクロノと、一国の姫・アリスフィーネによる“交わり”を描いた作品で、ピンク色が強めとなっている。いわゆるイチャラブなベッドシーンが楽しめるので、興味のある人はぜひチェックしてみよう。

　テレビアニメ放送を控えるなど、勢いに乗っている『ベヒ猫』。同日に発売される関連作品もゲットして、この年末年始に “銀翼ワールド”を堪能してみてはいかがだろうか？