ハムスターの可愛さを詰め込んだコミックエッセイ『今日もハムスターから目が離せない!』に癒される!【書評】
更新日:2025/2/6

ハムスターを飼ったことはあるだろうか。調査によると、ハムスターの飼育経験がある人は平均で14.5%にのぼるという。(出典:https://jafmate.jp/lifestyle/jafmatesouken_20220803.html)自宅では飼ったことがなくても、学校などでハムスターに触れ合ったことがあるという人もいるだろう。そんな身近な存在であるハムスターの魅力を描いた1冊が『今日もハムスターから目が離せない!』(遊ハち/KADOKAWA)だ。食いしん坊でのんびり屋の「はむお」、職人気質で活発な「えだまめ」、大胆なのに少し臆病な「みたらし」という3匹のハムスターを飼う作者・遊ハち氏が、彼らとの日常を綴ったコミックエッセイである。
ハムスターを飼っている人なら思わず頷いてしまう「あるある」がふんだんに盛り込まれている本作は、SNSで多くの人の共感を集めている。また、ハムスターの魅力をより引き立てているのが愛らしさが詰まったイラスト。ハムスター好きであればついつい読んでしまう人も多いだろう。
3匹それぞれが個性豊かで、読んでいるだけで心が温まる。食いしん坊でおっとりの「はむお」は、ご飯を食べているときにどれだけ触っても無視をする。好きに触ってくれと言わんばかりだ。
職人気質でアグレッシブな「えだまめ」は、夜になるとケージから出たいと猛アピールをする。金網のケージにハムスターの歯が当たる音で「カリカリカリカリ…」と音が響き渡り、遊ハち氏は根負けしケージの外に出してあげるというエピソードもあった。
最後に、「みたらし」だ。SNSにはみたらしのファンが多いよう。大胆だけどちょっと臆病というキャッチフレーズがぴったりな愛らしい姿をエッセイでも見せてくれる。特に可愛いと思ったのは、水の飲み方だ。ケージに取り付けられている給水器から水を飲むのだが、ケージと回し車の隙間に挟まれながら水を飲む姿に虜になってしまった。
ハムスターの可愛さや、共に生きることの楽しさを見せてくれるとともに、ハムスターは癒しを与えてくれる存在であることを改めて教えてくれる作品だ。
ハムスターを実際に飼っている人が共感して楽しめるのはもちろん、ハムスターを飼いたいけど飼えないという人にも、ぜひ読んでもらいたい作品である。